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ネクセラファーマ(株)【4565】の掲示板 2022/03/15〜2022/03/25

>>213

>2021年12月に世界的科学誌CELLにHtl18318の人間に投与したphase1が採用され

ianさんこんにちは。
アルツハイマー病の治療薬開発の理論としては、
アセチルコリンの機能障害と関係するという(コリン仮説)
アミロイドβペプチドの沈着が引き金という(アミロイドβ仮説)
タウタンパク質が凝集し神経原線維変化が引き金という(タウ仮説)
また、治療法として
一時的に改善するが進行を止めることは出来な(症状改善薬)
進行するスピードを緩めることのできる薬(疾患修飾薬)がありますね。
現在市販されているのは、
コリン仮説で症状改善薬の、アリセプト等(ドネペチル/低分子/エーザイ)
アミロイドβ仮説で疾患修飾薬の、アデュヘルム(アデュカヌマブ/抗体医薬/エーザイ・バイオジェン)
グルタミン酸神経系の機能異常に着目した、メマリー(メマンチン/低分子/第一三共)などです。
ianさんがおっしゃる通り、アミロイドβ除去薬(タウ仮説薬とも)はことごとく失敗していますが、アデュヘルムが米国承認(日本承認見送り/効果も限定的/売上も不透明)を得ました。
どの薬も一長一短ですが、進行抑制(又根治)は出来ませんが(製薬企業の)売上として成功したのは、ピーク売上3228億円を売り上げたアリセプトでしょう。