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ネクセラファーマ(株)【4565】の掲示板 2022/03/15〜2022/03/25

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ian***** 強く買いたい 2022年3月16日 12:46

>>119,122wam氏へ
119に関して:氏の適切な指摘、有り難うございます。私の文章だとリガンドの選択を優先するような内容になっていますが、野村氏のブログを読み直すと確かにHeptares 社はGPCRのトップリーダーであるが、他者が発見したGPCRも多くあり、未だ弛緩と関係が見つかっていない物も多い。それらのGPCRの中で免疫と関係のあるGPCRをHeptares 社とVerily社と協同でAIを駆使して見つけ出そうという内容ですね。リガンドの選択はその後になりますね、そこまではブログには書かれていません。氏の指摘は正しく訂正します。リガンドの選択はその後になりますね。
122に関して:確かにHTL18318は特許期間が余り残されていませんね。それと作用が協力なるが故に副作用として癌が発生したのではという推測にも同感です。薬剤は本来毒性があるのが基本で古来薬師と言われるように毒性の少ない容量で薬剤として使用されてきましたから、氏の強力すぎたため副作用として癌が発生したと言う推測は同感です。
Neurocrine社の予定ではM1,M1+M4は2023年に臨床開発を始めるとの事です。既に新規のM1作動薬はあり前臨床試験が始まっていると思います。再スタートがベストと思います。
ところで氏も御存知かと思いますが、2021年12月に世界的科学誌CELLにHtl18318の人間に投与したphase1が採用され、掲載されたのは何故でしょう。私の推測では痴呆症の治療薬法としてはアミロイド説除去とアセチルコリン説があります。アミロイド除去薬は悉く失敗しています。そこでアセチルコリン作動薬の可能性を論じさせるために採用されたのではないかと推測しています。私の考えではアミロイドの除去は予防としては使えると思いますが、一旦蓄積して機能の衰えた脳細胞から除去したところで細胞は殆ど機能を失っています。それよりも残存するアセチルコリン分泌能を賦活するM1作動薬が有力なのではと考えています。wam氏の見解をご教授願いませんか。

  • >>213

    ianなんちゃらってド悪だよねー。(笑)

    この長文のそれらしく書いた買い煽りに、皆さん毎度騙される。

    分かる方は分かってるんだよ、ぼくちゃん。(笑)

  • >>213

    >2021年12月に世界的科学誌CELLにHtl18318の人間に投与したphase1が採用され

    ianさんこんにちは。
    アルツハイマー病の治療薬開発の理論としては、
    アセチルコリンの機能障害と関係するという(コリン仮説)
    アミロイドβペプチドの沈着が引き金という(アミロイドβ仮説)
    タウタンパク質が凝集し神経原線維変化が引き金という(タウ仮説)
    また、治療法として
    一時的に改善するが進行を止めることは出来な(症状改善薬)
    進行するスピードを緩めることのできる薬(疾患修飾薬)がありますね。
    現在市販されているのは、
    コリン仮説で症状改善薬の、アリセプト等(ドネペチル/低分子/エーザイ)
    アミロイドβ仮説で疾患修飾薬の、アデュヘルム(アデュカヌマブ/抗体医薬/エーザイ・バイオジェン)
    グルタミン酸神経系の機能異常に着目した、メマリー(メマンチン/低分子/第一三共)などです。
    ianさんがおっしゃる通り、アミロイドβ除去薬(タウ仮説薬とも)はことごとく失敗していますが、アデュヘルムが米国承認(日本承認見送り/効果も限定的/売上も不透明)を得ました。
    どの薬も一長一短ですが、進行抑制(又根治)は出来ませんが(製薬企業の)売上として成功したのは、ピーク売上3228億円を売り上げたアリセプトでしょう。

  • >>213

    世界的科学誌CELLでそーせいが紹介された件ですが、HTL18318ではなHTL9936の方です。
    そーせいの知識(Nov 24, 2021)には、
    「権威ある学術誌「Cell」に、Sosei Heptaresがグラスゴー大学などと共同で行った画期的な研究が紹介されました。この研究では、脳内のムスカリンM1受容体を選択的に標的とする新しい分子(HTL9936)を設計し、実証するプロセスが初めて明らかになりました。前臨床試験およびヒトでの臨床試験を通じて、M1受容体を標的とした従来の試みによる副作用を最小限に抑えつつ、アルツハイマー病患の認知機能を改善する優れた新薬を創出できる可能性を示しています。
    M1受容体は、アルツハイマー型認知症患者様の認知機能低下を改善するための重要なターゲットですが、現在の治療法ではその効果は限定的です。今回の結果は、構造ベース創薬(SBDD)をM1受容体に適用することで、認知症の症状を改善する優れた特性を持つ新規分子を創出し、前臨床開発を進めることができることを示しています。また、本研究は、様々な疾患に関連する他のGPCRを対象とする強力なアプローチも示唆しています。」と概要説明があり、また、
    ニューロクライン社との提携後のブログ(Q&A)で、
    「Q26:作動薬を疾患修飾薬としても開発していく予定でもあるのか?
    A26:確かにM1作動薬が疾患修飾薬(進行を遅らせる薬:Disease-modifying drug)になりうる可能性は近年示唆されていますが、基本的にはより開発のステップが明確な症候改善薬(対症療法:Symptomatic drug)として開発していく予定です。」と今後の開発方針を説明しています。
    「開発のステップが明確な」と説明しているように、症状改善薬するよりも症状改善薬で開発した方が治験の成功率も高いし、(アリセプトが売上として新薬開発に成功した実績を持って)上市したときに確実に売上の期待できるがゆえの開発方針だと思います。
    ただ治験で思った以上に進行を遅らせる効果が認められれは、症状改善薬としての開発も視野に入ってくるのではないでしょうか。