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オンコリスバイオファーマ(株)【4588】の掲示板 2019/06/06〜2019/06/07
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>>858
ヨーロッパ、アメリカ等の開発、製造、販売の独占的オプション権。の独占的の解釈は?
無条件にはMSDに導出出来ないようにみえますが、詳しい方教えて。
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>>858
ヨーロッパ、アメリカ等の開発、製造、販売の独占的オプション権。の独占的の解釈は?
無条件にはMSDに導出出来ないようにみえますが、詳しい方教えて。
s24***** 2019年6月7日 05:52
中外製薬とのライセンス契約についてもう一度確認してみましょう。
IR内容では、次のように記述されています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
①日本・台湾における開発・製造・販売に関する再許諾権付き独占的ライセンス
を中外製薬に付与すると共に、
②日本・台湾・中国・香港・マカオを除く全世界における開発・製造・販売に
関する独占的オプション権を
中外製薬へ付与するライセンス契約を締結
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
つまり、
テロメライシンに関する開発・製造・販売について
①から、アメリカや欧州はライセンス契約の範囲に入っていない。
②から、アメリカや欧州を含む全世界を含めるかは中外製薬側がオプション権
を有している。
ということで、アメリカ、欧州では、今後、他の大手製薬会社との間で、
別途ライセンス契約が締結可能ではないかと思われます。
例えば、今回コーネル大学で、フェーズⅡ併用治験入りしたPD-1を
世界的に販売しているMSD社も十分候補になることが予想される。
MSD社のPD-1は、小野薬品工業のオプチーボ同様、既に全世界で
発売されており、もしライセンス契約が実現すれば、とてつもない規模の
ライセンス契約となるでしょう。
今回のコーネル大学の医師主導試験は、既に実施され効果が確認されて
いる国立がん研究センター東病院と同様の方法で実施される予定であり、
早期の成果発表並びに中間報告の発表が期待されます。
静かに、フェーズⅡ併用試験の進捗を注視してゆきたいと思います。
時期は明確に分かりませんが、中間報告と同時に新たな大きな動きが
出てくることがあるかもしれません。