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ラクオリア創薬(株)【4579】の掲示板 2017/12/22

ラクオリアが2012年11月にAskAt社を設立した趣意。

同社IRから引用

外部リソースを活用し、開発進捗の加速を目指すプログラムを「戦略的オプションプログラム」と定義し、新たにサイエンス・イノベーション部門を新設し、当該部門の分社化を視野に入れ検討をしてまいりました。

この度、外部リソース(公的資金、ファイナンス等)を呼び込み、「戦略的オプションプログラム」の開発進捗を加速、プログラム毎の価値を向上させ、当社に将来的な収益の獲得を目指すにあたり、サイエンス・イノベーション部門を分社化することが最適な方法と判断し、本日の決議に至りました。

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つまり、アスカット、AskAt社は今や独立会社ですが、あくまでもラクオリアの知的財産の開発営業部隊です。だから社名 Ask At なのでしょう。

アスカットを分社し、親子関係を解消したのは、親会社の無い資本金100万円の中小企業として公的補助金・出資金・ファイナンスを得るためだったようです。

アスカットは社員10人に満たない販社です。
ラクオリアは総員54人、内開発技術者37人の創薬会社です。

そんな両社ですから、ファイザー中央研究所が開発し、ラクオリアが特許出願、導出活動していたEP4拮抗薬の権利譲渡を取り決めた際の収益分配割合(一定料率のロイヤルティー)は、自ずと想像がつくと思います。
当然、ラクオリア > アスカット でしょう。

ちなみに、ラクオリアはファイザー時代の開発品に付いて獲得マイルストーンの20%~25%をファイザーに支払っているのが決算書から読み取れます。今回もファイザーへの支払いはあるでしょう。12億$x20%~25%

100% - 25% = 75%(ラクオリアとアスカットで分ける)

しっかりホールドしやしょう。アフォルダー万端!

  • >>5

    アグビーさん、私の記憶間違いでなかれば、ここに古くからおられる方のお一人だと思います。ここに古くからおられる多くの皆さんの投稿の情報は信頼をしております。 
     今回の情報で、私の中で、衝撃を受けた事があります。
     ファイザーに25%のロイヤリティ分と残り約1000億円のロイヤリティが、アスカットよりラクオリアの方が多いという予想。
     アスカットが、ラクオリアの販社だと考えると、私の中では、スーと納得してしまいました。 
     更に、アスカットの社員10人未満、ラクオリア数十人、アスカットの設立した経過などを想像するとラクオリアの方が、ロイヤリティが少ないとは思えないと言う気持ちになりました。

     アグビーさん、ありがとうございます。
     これからも、しっかり保有していきます。