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(株)免疫生物研究所【4570】の掲示板 2015/06/28〜2015/07/24

蚕で生産した抗体に付く「糖鎖構造」を均一化する技術の開発に成功したと発表したことが買い手掛かりとなっている。
 医薬品などに活用される抗体の研究開発や製造販売を手掛ける。抗体の糖鎖構造の均一化は品質の均一化につながるため、従来提供していた試薬だけでなく、医薬品向けの活用が可能となる。また、様々な病気に適応できる抗体だが、中でもがんは特定の糖鎖構造に均一化できると効き目が大幅に向上するという。そのため、今回開発された技術はがん治療薬の開発での活用も見込める。
 免疫生物研の広報担当者は「今後は製薬会社との共同開発や、技術導出による医薬品開発につなげていきたい」と話した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

この開発は大きいよね。
試薬事業が一番の主力事業だったけど、医薬品向けの活用が可能になった。
売上増見込めるIR。

当社と公益財団法人野口研究所は、平成24年10月1日に共同研究契約を締結し、両者が有する基盤技術を融合することにより、カイコで生産した抗体から糖鎖構造が均一である抗体を作製する技術の開発に取り組んでまいりました。
 一般に、糖タンパク質に付加されている糖鎖の構造は不均一であることが知られていますが、抗体医薬品などのバイオ医薬品の製造においては、その品質管理の観点から、構造の不均一性は好ましくなく、糖鎖構造を均一化することが望まれています。また、特定の構造の糖鎖がタンパク質の活性に寄与する場合、活性の高い構造の糖鎖のみを有する糖タンパク質の生産技術が望まれています。

共同研究が実を結んだ。