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ブタくん 強く買いたい 2015年12月21日 00:58

日経CNBCの番組での田村社長のお話をまとめなおしました。以前投稿したものの、バージョンアップ版です。
どのバイオ銘柄のホルダーも、何何が成功したら株価10倍、100倍と夢見ていると思いますが、単なるホルダーの妄想や願望の域を超えて、地に足の着いた莫大なロイヤリティ収入と、提携・導出実績(どれだけの大手と、どれだけの金額で提携、導出できているかが、技術の確かさを保証するものとして超重要!)を持つそーせいを、私はこれからもアホールドしていこうと決めました。がんばれ、そーせい!

●みずほ証券の目標株価が8360円から16450円へと倍近くになっていま話題のそーせい。
●田村社長は短期の株価には一喜一憂しても仕方がないと思っている。創業からもう25年になるが、経営者としては、ただ企業価値を高めるという1点だけを守ってやってきた。今後もその方針は変わらない。
●急成長している会社の株価が乱高下するのは当然。生物の進化同様、どん底で数ヶ月ずっと停滞していても、ある時、飛躍的に進化を遂げる、時価総額が急激に上がったりするもの。
●田村社長が考えるに、バイオの成功例と言われる条件には2つある。これはアメリカでもプロがみんなこう言うが。1つは、最低でも1000億は売れる薬=ブロックバスターを持っていること。もう1つは、そのブロックバスターを単発ではなく、次次と生みだせるモデルを持っていること。この2つを兼ね備えている会社は米国にはたくさんあって時価総額は武田薬品より高い。日本でこの両方を兼ね備えたバイオは日本ではそーせいのみ。
●いまの株価の飛躍はその初動でしかない。どうせやるならアメリカばりのメガバイオを狙いたい(武田薬品工業の時価総額4.7兆を超えて行きたいという宣言、と受け止めました)。
●日本の他のバイオとそーせいは全然違う。どのレベルで勝負するか?10億円が20億円になっても、やりがいがないでしょう?世界に冠たるバイオ、アメリカと戦えるバイオになる。それにはブロックバスターがなきゃ話にならない。それが1つ、ウルシーで手に入った。で、今後もブロックバスターを次々と生み出せる創薬基盤技術が手に入った、と。それが今のそーせいで、他の日本のバイオにはない魅力。
●ヘプタレス買収により、単発ではない、持続性をもつことができた。ヘプタレスが生み出した種が、すでに臨床入りしていて、最低限かも知れないが、その実力が証明されてもいる。次の楽しみが増えた。
●StaR技術について。現在、医薬品は全部で1000個ぐらいあると言われている。そのうち、薬のターゲットになっているものが400、500個と言われている。そのうちの4割(160~200個程度)がGPCRという膜タンパク。GPCR自体は、人体に800個(800種)あると言われるが、そのうち半分はにおいとか味に関するもの。残りの半分(400個)が薬に関連するもので、すでに薬になっているのが100個ぐらい、なる可能性が高いとされるものが100個ぐらい。つまり、残りの200個のGPCRは、薬になりえるのに、まだ解明が進んでいない(上記の160~200個に含まれないGPCRがあと200個も残っている)。StaR技術でまだまだ掘り下げがいがあるのがGPCRの分野。
●しかも、1つのGPCRターゲットから、拮抗剤、促進剤、抗体、ペプチド、いろいろな薬が作れる。薬の開発に10年はかかると見ると、今後、無限に近いような薬をGPCRから作れる。StaR技術は、従来スクリーニングが非常に困難だった(無理だった?)GPCRを、細密な構造、つまりは分子1個1個、原子1個1個まで取り出せるようにした他にない技術。そして、これで取れたGPCRがすでに臨床入りして、これはすごいわ、同じGPCRでも、他社のGPCR技術とは一味違うわ、というので、ファイザー等の企業が注目してきたのが最新の事実。まさにジャックスポット当てたようなもの。
●この技術をいかしたビジネスは、次の3つ。1つは基盤技術の提携(GPCRターゲットそのもののを提供し、共同研究していくビジネス。ファイザーと今回やったのがそれ)。2つめは自前のパイプラインの導出(ある程度、自社で臨床入りぐらいまでやって、付加価値を高めたものをパートナーを見つけて導出。テバやアストラゼネカとやったビジネス)。3つは、今やると体力がないので会社が潰れるのでやらないが、ゆくゆくは米国のメガバイオ同様、会社の体力がついたら自社開発品の上市もしたい。これをしないと大儲けにはならないので。一般開業医で使うような薬にはちょっと手が出せないが、いずれ特殊な領域(スペシャルティファーマ)で病院向けの自販に手を広げていこうと思う。
●(マイルストーン収入の総額は現在、最大で4000~5000億が見込まれる。これはとんでもない数字ですね、と言われて→)。アストラゼネカ、テバ、ファイザーが頭金でそれぞれ十数億、トータルマイルで数百億くれる。ファイザーはGPCR1個で230億なので全10個で2300億くれる見込み、と。この3社以外にも現在、アクティブに動いている会社が他にもあるので、全部合わせると、そういう数字になる。
●とはいえ、アーリーステージのものも多いので、いい加減に言いますが、良くてその4分の1程度のマイルしか入らないかもしれない。たぶん。しかし、大事なポイントは、ターゲットがたくさんあってどんどん出てくる、毎年毎年こういう(大きな契約金やマイルが見込める)ディールがどんどんできること!あとは自前でも売っていけば、次のウルシーのようなブロックバスター薬が2つか3つ出てくるだろう。
●安定したロイヤリティ収入があるのがそーせいの魅力。ウルシーは売上2000億(/年?)になると言われていて、マイル総額は200億ぐらい(今のところ100億だけ受領している)。そこにロイヤリティ(5%として年100億?)が加わるが、それでも共同開発なので取り分が半分で小ぶりだと思う(自前なら契約総額400、500億、取り分がその半分ぐらいにはなる。それがまさにテバやアストラゼネカとの契約)。テバやアストラゼネカに導出したような薬品がうまく進展していったら、ウルシーの倍の価値がある。上市は早くて5、6年後でしょうが、こうしたものが毎年毎年、契約・導出されていく見込みなのがすごいところ。そのうちの1つでもうまくいけば、企業価値は3倍、2つうまくいくなら5倍、3つなら7倍になる。ベースとなる薬候補のGPCRの数がすごく多いから面白い、可能性に満ちている。
●タバコなどで汚い空気を長いことを吸うと年取って出てくる病気がCOPD。中国などの大気汚染国などでウルシーは活躍しそう。現在、中国には承認申請が出ていて、許可を待っている状態。
●GPCRをやっている会社はごまんとあるが、調べるほどにヘプタレスは宝の山だ、これは他より秀でている、みんなに気づかれる前に買っちまえ、となって勝負に出た。非常に運が良かった。でも、運も2、3回当て続ければたいしたもの。こうした運を大事にしたい。
●黒字にはこだわっていく。ヘプタレスを主にした研究開発費は40、50億かかる。これはそれだけの投資の価値があるので維持していく。今後、どんどん収入が増えるし、年50億以上の収入は気にしなくても入ってくると思う。だから黒字は維持できる自信はある。
●今期の予想営業利益は58億円で前期比5.3倍。純利益は60億で前期比10.8倍。ヘプタレスを中心とした研究開発費は年50億円程度というペースを今後も続けながら、今年度のような規模の提携や導出を毎年繰り返し、ウルシーの売上が米国などで伸びることで売上増をはかっていき、それで利益が拡大していく。そう株主の皆さんにご理解いただいていて良い。黒字を目先ふくらませる手段はいくらでもあるが、それはしない。将来の芽をつむことになるので。ヘプタレスの技術が旬なので、投資はそこにしていく。
●他の企業買収はゆくゆくはやるかもしれないが(根がスケベなので)・・・M&Aには資金がいる。でも、日本では公募増資をやるとほぼ条件反射で株価ががたっと落ちる。そーせいも何度も経験した。アメリカでは資金使途が明確な増資では株価が上がることもあるので、そーせいの業態をよくよく理解したアメリカ型の株主を増やしていきたい。これはそーせいの大事な今後の戦略に位置づけている。とはいえ今は目移りするより、今ものすごい宝の山が眠っているヘプタレスに余剰資金をまわしたい。
●これは日本で初だと思うが、メガバンクから100億台の長期借入を実現できた、これは信頼の証だと思う。今後まったく公募増資をやらないとは言わないが(笑)、今後収入もどんどん増えていきますし、なにも公募増資に頼らなくてもなんでもできますので、いろいろなものを上手に組み合わせてうまくやっていけると思う。