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オンコセラピー・サイエンス(株)【4564】の掲示板 2019/10/22〜2019/11/15

TOPK 阻害剤の作用機序とし て、OTS514 投与により多発性骨髄腫の発生や進行に重要とされる FOXM1, AKT, p38 MAPK や NF-κB などのがん関連シグナル経路が抑えられていることが確認されました。さらに、多発性 骨髄腫治療に使用されるレナリドミドと OTS514 の併用により相乗的な治療効果が認められま した。これらの結果は、TOPK 阻害剤が多発性骨髄腫のがん関連シグナルを抑えることにより 多発性骨髄腫選択的かつ強力な抗がん作用を発揮すること、またレナリドミドのような抗がん 剤との併用により、より強い治療効果が期待できることを示唆するものです。

がん研究会で来年行われるであろう各種治験に期待します
ビジネスニュースに反応しない(させない?)ところ好感持ちますね
エネルギーかなり溜まってますよ

  • >>1010

      このレポートでは、TOPK阻害剤OTS514の強力な抗骨髄腫効果を初めて実証します。

    多発性骨髄腫(MM)は不治と考えられ続けており、新薬の発見が必要です。有糸分裂キナーゼT-LAK細胞由来プロテインキナーゼ/ PDZ結合キナーゼ(TOPK / PBK)は、腫瘍細胞の増殖、がん幹細胞の維持、および多くのがん患者の予後不良に関連しています。このレポートでは、TOPK阻害剤OTS514の強力な抗骨髄腫効果を初めて実証します。一連のヒト骨髄腫細胞株(HMCL)のナノモル濃度でのOTS514細胞周期停止とアポトーシス、およびMM患者由来の末梢血単核細胞からの推定CD138 +幹細胞集団の増殖の可能性。 MM患者の骨髄細胞では、OTS514治療はCD138コンパートメントと比較してCD138悪性+形質細胞の優先的な死滅を示しました。攻撃的なマウス異種移植モデルでは、100 mg / kgで経口投与されたOTS964は、初期移植サイズと比較して48%〜81%大幅に減少します。そして、その転写標的CDKN1A(p21)およびCDKN1B(p27)は、HMCLのOTS514処理により上昇およびアポトーシスを起こしました。 TOPK阻害もFOXM1の損失を誘発し、AKT、p38 MAPK、およびNF-κシグナル伝達を中断しました。 OTS514の効果は、p53の突然変異または欠失状態とは無関係でした。 HMCLとOTS514およびレナリドマイドの併用治療は相乗効果をもたらし、既存の骨髄腫治療レジメンにおけるTOPK阻害の評価の根拠を提供しました。