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アンジェス(株)【4563】の掲示板 2020/04/25

4月25日の北海道新聞の夕刊に載ったアンジェス関係記事の抜粋です。(他に誰かが掲載したかも知れませんが...。)
 大阪大発の創薬ベンチャー「アンジェス」(大阪)は阪大やタカラバイオ(滋賀県草津市)などと共同開発に着手しており、「6カ月以内のできる限り早い時期の臨床試験開始」を目指すとしている。
 同社が手がけるのは、製造時に病原体を一切使わない「DNAワクチン」と呼ばれるタイプ。ウイルスの遺伝情報を基に合成したDNAを接種して、体内で病原体タンパク質を生産する。このタンパク質によって、ウイルスの抗体が作られ、免疫が得られる。不活性化ワクチンなどに比べて短期間で製造できる。
 人のDNAワクチンは市販化された例はないものの、同社は「病原性を全く持たないため安全」としている。既にワクチンの原薬が完成し、動物実験を経て、人での臨床試験に入るという。

 この他に日本の関係会社では、田辺三菱製薬の子会社「メディカゴ社(カナダ)」の「ウイルス様粒子」を使用する方法も紹介されていました。
 仏サノフィと英グラクソ・スミスクライン連合、英オクスフォード大学など、WHOによると4月23日時点で83件のワクチン開発プロジェクトが進行中。中国のカンシノ・バイオロジクス、米モデルナなど6件で臨床試験が進んでいるとのことです。

 道医療大・岡崎克則教授の「人への安全性を確認するために時間がかかるため、実用化は来年以降になる見通し。感染拡大のスピードをできるだけ抑え、実用化までいかに時間をかせぐかが重要になる。」とのコメントも掲載されていました。