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日医工(株)【4541】の掲示板 2020/05/11〜2020/05/29

新型コロナ 診療の手引き改訂 血栓対応や治療薬など 厚労省

厚生労働省は「血栓は特に重症患者で呼吸不全の原因につながっていると考えられる。血栓症が起こっていないか注意深く見ることが重症化を回避するため非常に重要だ」としています。

コロナの合併症の播種性血管内凝固症候群(disseminated intravascular coagulation: DIC)で処方されているナファモスタットメシル酸(商品名:フサン)は日医工のお薬です。

以下、ご参照。

ナファモスタットメシル酸塩(商品名:フサン)は、タンパク分解酵素に対し阻害作用を有することから、膵炎の急性症状の改善、播種性血管内凝固(DIC)などにおいて有用性が確認され、すでに国内で長年にわたって処方されてきた薬剤だ。東京大学医科学研究所の井上純一郎らは、SARS-CoV-2がヒトの細胞へ侵入する過程を阻止する可能性のある薬剤としてナファモスタットメシル酸塩を見出した。ヒトで感染が起こる際に重要な感染細胞と考えられる気道上皮細胞を用いたウイルス感染実験では、ナファモスタットメシル酸塩は50%効果濃度(EC50)が10nMという低濃度で感染を阻害することを明らかにした。また、COVID-19の重症例では血管内に血栓を発症することが報告されており、抗凝固作用を持つナファモスタットメシル酸塩が抗ウイルス作用以外の効果を示すことも期待される。