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ブライトパス・バイオ(株)【4594】の掲示板 2016/07/20〜2016/07/21

>>1289

http://ameblo.jp/shohnan-numayan/entry-12159351234.html
免疫チェックポイント阻害製剤の効果のない患者の
体内では、
①がん細胞がのっぺら坊で、抗原提示をしてないため、獲得免疫Tリンパ球が存在しない。
②がん細胞が、周囲に免疫細胞を抑制する細胞DMSCやT-reg細胞をばら蒔くため、
Tリンパ球は休眠し、がん細胞を攻撃しない。

*免疫抑制炎症性サイトカインのインターロイキン6や10を周囲にばら蒔く。
⇒そこで、
免疫チェックポイント
阻害製剤をより高い確率でがん患者に効果が出るようにするための久留米大学にて、最新の治験を開始。

*免疫細胞を不活性化する炎症性サイトカインたる、 抗インターロイキン6受容体抗体(アクテムラ)と、
 がんワクチンの併用治療を久留米大學病院でフェーズ1治験を開始した。

免疫チェックポイント阻害製剤で、効果の無かった患者さんが、再チャレンジできることを予測させる治験が始まったわけです。

とあり以前投稿していましたよ。このキャンサーの方は研究熱心な方で情報は早く確かです。

  • >>1450

    併用療法の話し ここにもありました。

    神奈川県立がんセンター
    癌免疫療法研究開発学部
    部長 笹田哲朗

    略歴 :1987年に京都大学医学部医学科を卒業 、、2010年からは久留米大学医学部・がんワクチンセンターに異動し、がんペプチドワクチン療法の臨床開発に参加

    h ttp://kcch.kanagawa-pho.jp/kccri/organization/menekiryoho.html

    3. がん免疫療法の新規バイオマーカー同定(久留米大学がんワクチンセンターとの共同研究)

     現在まで国内外の多くの研究グループによりがん免疫療法の臨床試験が試みられてきましたが、その治療効果はがん種や患者によって限定的です。今後、がん免疫療法の臨床成績を高めるためには、治療効果の期待できる患者を選別する、あるいは、治療効果を妨げる要因を特定しその要因を除去する、などの工夫が望まれます。そのために、我々はがん免疫療法で治療されたがん患者のサンプル(がん組織、末梢血など)を用いて、新規バイオマーカーの同定を試みています。
     たとえば、これまでの検討では末梢血中の免疫抑制細胞(MDSC)や炎症性サイトカイン(IL-6)の増加ががん免疫療法の治療効果を妨げる一因である可能性が判明しています(Komatsu N, et al, Cancer, 2012; Kibe S, et al, Cancer Immunol Res, 2014)が、こうした研究成果をもとにIL-6の生物活性を抑えるために抗IL-6受容体抗体(アクテムラ)とがんワクチンとを併用する臨床試験なども試みています(久留米大学において第1相試験を実施中)