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サンバイオ(株)【4592】の掲示板 2019/02/10

サンバイオで多額の負債を負った人たちが、ツイッターやブログを続けているけれど、あれは債権者から免責に対する意見書の添付書類として使われて裁判所に提出される可能性があり、非常に危険ですね(SNSやブログが裁判所に提出されて不利になるというのは、破産手続きだけではありませんが、破産手続きも間違いなくその一つです)。

とてつもなくおかしな考え方に基づき、とてつもなくおかしな行動をとり、だからこそとてつもない負債を負ったわけで。彼らのツイッターやブログの内容は、ただただ自覚のなさ(突拍子のなさ?)と再度の失敗の可能性の高さを示しており、実にまずい。

ここ10年ほど少しずつ裁判所が免責に対して厳しくなっており、一時期はほぼ100%免責だったのに、10年余りで95%くらいにまで下がっています(5%は申立の取下げと免責不許可。なんで申し立てを取り下げたかというと、たいていの場合は、免責不許可決定というまさに決定的な判断が下されるのを回避するため)。免責不許可事由にもいろいろありますから、すでにギャンブラーの10人に1人は裁量免責が得られないとみてもいいんじゃないでしょうか。

サンバイオショックで、債務者がぬけぬけとした態度をとりつづけて世界に発信し続けることで、裁判所が態度を硬化させ、免責に対して厳しい傾向を強めるかもしれない。10人に二人、あるいは10人に3人が免責を得られなくなるかもしれない。

ギャンブラーが免責されないことで誰にしわ寄せがいくかというと、本人は頭おかしいからどうとでも逃げられるのですが(口先では勢いのいいことを言うが、決して責任を取らない)、結局は家族が犠牲になるのですよね。特に女性がアンダーグラウンドのお仕事をさせられることが多くなっている。

もし家族に信用取引で失敗した人がいたら、(債務者が速やかに弁護士に依頼して、弁護士の指示に忠実に従うのでない限り)ただちに縁を切らないとだめですよ(夫婦ならば離婚一択)。