マツダ(株)【7261】の掲示板 〜2015/04/28

　マツダが25日発表した８月の国内生産台数は、前年同月に比べ11.9％減の５万8563台となり、９カ月ぶりに減少した。小型車「アクセラ」が今秋の全面改良を控えて現行車の生産がほぼ終了しているほか、同「デミオ」の販売が競争激化で振るわなかったことが響いた。

　国内生産はデミオを生産する本社工場（広島市）が9.0％減の３万4364台となり、７カ月ぶりの減少となった。アクセラを生産する防府工場（山口県防府市）も15.6％減の２万4199台と10カ月ぶりに前年を下回った。

　海外生産は26.5％減の２万3963台だった。タイでの生産が、同国政府の購入支援策が終了した影響で36.2％減ったことが響いた。一方、中国は多目的スポーツ車（ＳＵＶ）「ＣＸ―５」の生産が伸び4.7％増加した。

　輸出は20.6％増の５万3661台だった。増加は９カ月連続。欧州やオセアニア向けが増えたことが寄与した。国内販売は2.0％減の１万6337台、世界販売は6.9％増の10万5832台だった。