トヨタ自動車(株)【7203】の掲示板 2021/10/19〜2021/10/21
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>>135
「売りました、後は知らん壊れたら捨てて買い替えろ」な商品なら至極納得できる戦略です。
しかしクルマは高価格でライフサイクルが長く、壊れたり信頼性が低ければ容易に人命や財産を毀損するので、それがそのまま当てはまるかは疑問と思っております。
大容量バッテリーなりの危険があるのに、いつ発火するか分からん信頼性の低いクルマを家に置けますか?
交換式BEVに希望を持つ人もいますが、構造的に安価に安全性・信頼性を高めるのが難しい上にいつ劣化バッテリーというババをつかまされるか知れたものではありません。
ゆえにクルマは価格以外の信頼性まで含めた「ブランド」と先行者利益が生きる製品なのではないでしょうか。トヨタの全方位戦略は、それだけ幅広い知見を持っている事の証拠です。「一点突破以外に取れる戦略がない」メーカーとは違うのです。 -
>>135
全方位戦略は、実はHV長期存続の為の方便では?と言う気がしてなりませんね。 トヨタの気持ちはよく分かります。 最初は赤字を出しつつも苦労に苦労を重ねて稼ぎ頭にまで育て上げたものを「EVの時代到来! はい、HV出番終わりましたよ」と言われても簡単に諦められない。 また内燃機関車と繋がり深い傘下企業が山のようにあり、EV化を下手に進めればこれらを見捨てることにもなり大混乱になりかねない。 かと言って「脱炭化対応どうする気だ?」とせっつく株主たちも納得させなければならず・・イタバサミ 取った策が全方位戦略を唱えて株主たちを納得させて時間を稼ぎ、当面はHVで稼ぎ捲りつつ出遅れたEV化への体制の特急立て直しを図る。 傘下企業たちはその間にEV化への転換をそっと促し、最終的にはトヨタ護送船団はEV(+FCV)化へソフトランディングさせて乗り切り、HVも最後に切り捨て。 こんな絵を描いてるのでは? でないと、トヨタが具体的な脱炭化へのロードマップを今も明らかにしないことは理解できません。 そろそろ機関投資家たちは限界では?
コンプライズ 2021年10月19日 10:03
>>119
全方位戦略では中国に敗北するだけ。奴らのシェア重視の狙いは、大量生産してコストを一気に下げる。それを世界中に輸出してシェアを稼ぐ。後発国は値段で勝てないから参入できなくすること。いわゆる参入阻止価格。これで日本家電、液晶、パソコン、スマホ、電池、すべてやられた。でも、クルマはやられてはいけない最後の砦。だから、今のトヨタは何が何でもシェアを稼ぐしかない。全方位戦略では敗北する。