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日産自動車(株)【7201】の掲示板 2017/01/29〜2017/02/09

2月9日 18時43分
【日産自動車 メキシコ新工場での生産計画に変更なし】NHKニュース

 アメリカのトランプ大統領がNAFTA=北米自由貿易協定の見直しを主張していますが、日産自動車の田川丈二常務は9日の記者会見で、メキシコで建設中の新しい工場での生産計画を変更しない考えを明らかにしました。

 日産自動車は、NAFTAに加盟するメキシコにドイツのダイムラーと新しい合弁工場を建設していますが、アメリカのトランプ大統領は雇用が奪われているとしてNAFTAを見直す方針を示しています。

 これについて日産の田川常務は9日の決算発表の記者会見で、「新工場の建設は予定どおり進んでいて来年度末までに生産を始める計画に変更はない」と述べ、新工場での生産計画を変更する考えはないという方針を明らかにしました。

 また、10日に行われる日米首脳会談について田川常務は「日産は日本の自動車会社だが、アメリカでも多くの雇用を創出し存在感を持っている会社だ。日米のトップ会談の内容を注視したい」と述べました。

  • >>1060

    【日産の4─12月営業益は前年比14%減、円高が逆風 通期は据え置き】

      日産自動車が9日発表した2016年4─12月期連結決算(日本基準)は、営業利益が前年比14.3%減の5032億円だった。前年よりも円高水準にある為替レートが足を引っ張った。

     売上高は前年比7.6%減の8兆2647億円だった。

     通期予想は据え置いた。営業利益予想は前年比10.5%減の7100億円と、トムソンロイターがまとめたアナリスト19人の予想平均7237億円をやや下回っている。

     会見した田川丈二常務は「業績は堅調に推移しており、台数、財務見通しに対して順調に進んでいる」と評価した。

     2016年4─12月期の業績は、為替の影響を除くと、売上高は前年比5.4%増の9兆4261億円、営業利益は同30.1%増の7646億円と増収・増益となっている。

     円高は営業利益ベースで2614億円の下押し要因となった。世界販売台数は前年比2.6%増の399万3000台。中国や米国が伸びた。

    <米国は規制変われば対応>
     トランプ大統領は北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉を表明し、メキシコからの輸入に高い税金を課すことを検討している。

     田川常務は対応を問われると、カルロス・ゴーン社長の発言を繰り返す形で「規制・基準が変わればそれに対応することに尽きる」と語った。

     同社のメキシコでの生産は年80万台規模で、そのうち約半分が米国向けとなっている。

     ルノー(RENA.PA)・日産と独ダイムラー(DAIGn.DE)が合弁で建設中のメキシコ工場については「予定通り進捗(しんちょく)していて、2017年度末までにインフィニティの車をつくる計画に変更はない」という。

     田川常務は米国での増産可能性について「増産余地はあまりない」との認識を示した。