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パナソニック ホールディングス(株)【6752】の掲示板 2015/10/01〜2015/11/12

>>859

本日、11月7日(土)

今朝の日経新聞朝刊を読んでいると、9ページのアジアBiz版にパナソニックの記事が大きく掲載。
BtoCからBtoBへ本格的に軸足を移している様子が本当に理解できる記事である。

◆2015/11/07(土) 日本経済新聞 朝刊 9ページ
パナソニック、中国で復活狙い戦略転換、家庭用から業務用へ、まずコンビニ冷蔵設備。

パナソニックが中国事業の再構築に乗り出した。かつてはテレビなど家庭向けを核に中国で一大ブランドに成長したが、近年は販売が苦戦。代わって業務用商材を一括して売り込む戦略にシフトしている。4月に事業部門ごとの商品を横断的に販売する販社「パナソニック ソリューションス サービス」社を設立。このほど小売り向け冷蔵設備事業の本格展開を始めた。法人顧客に密着した商品開発や販売力でブランド力の復活を狙う。

中国国内に700店舗を展開するコンビニエンスストア大手、喜士多が初めて、冷蔵棚や冷凍庫などパナソニックの冷蔵関連の10機器を導入した。競合製品に比べて1割ほど割高だが、故障の少なさやアフターサービスを考慮して導入を決めたという。

業務用市場でまず取り組んだのが冷蔵設備事業だ。買収した三洋電機がスーパー向けで5割のシェアを誇ることに加え、「より安全で安心できる商品」を求めるようになった中国ではまだまだ途上段階で、伸びしろが大きいと判断した。業務用冷蔵庫の販売量を現在の1万台から18年までに5万台に引き上げる。売上高は18年度までに14年度比8割増の3千億円に引き上げる方針だ。

冷蔵設備は他の製品を伸ばす上でも重要な役割を果たす。冷蔵設備を突破口に、監視カメラなどのAV機器、大型電子レンジなどの家電、LED照明などの照明、エアコンなどの空調機器といった幅広い業務用需要を取り込めるからだ。

11/6(金)1,392 前日比---(0.00%)

  • >>889

    パナソニック中国で戦略転換!

    本日(11月7日)の日本経済新聞朝刊のアジアBiz紙面1/4を使い大きく掲載されていますね。
    単なる販売先や扱い製品の変更ではなく、中国そのものへの戦略変更です。

    1978年中国の鄧小平副首相に『中国の近代化を助けてほしい』と頼まれ引き受けた『松下電器産業』は日本企業に先駆け進出し、一時的には成功に見えた。
    しかし反日政策で不買運動や暴徒化したデモ隊に工場が襲撃され創業停止に追い込まれた。
    それでも家電市場を信じていた様だが、ここへ来て中国と言う国がどんな国(経済や株式市場介入・突然の元の切捨てなど)であるかようやく理解し、遅ればせながらも戦略転換する様だ。

    米国雇用回復や円安の加速を含め、週明けのパナ株価市場反応楽しみです。

  • >>889

    本日、11月10日(火)

    日経新聞夕刊1面に、津賀社長の顔が載っている。
    日経フォーラム「世界経営者会議」が開幕し、津賀社長が講演をした。
    日経夕刊の記事から津賀社長の話を抜粋すると、

    津賀社長は過去20年間、パナソニックの売上高が伸び悩んだ状況について「規模を追求することが、顧客の役に立つことにはつながっていなかった」と振り返った。そこで本社人員を大幅に絞り込むなど、組織の構造改革に着手。プラズマテレビといった不採算事業からの撤退や賃金カットなど痛みを伴う改革を進めた結果、「営業利益3500億円以上といった、2015年度の経営目標を1年前倒しで実現できた」と話した。

    津賀社長は自動車や航空、住宅などの成長分野に事業の重点を移し、「2018年度に売上高10兆円の達成を目指す」と述べた。

    津賀社長は成長の原動力として「複数の事業部やパートナー企業の強みをかけ算してイノベーションを起こす」と指摘。家電分野での蓄積を車載製品に応用したヘッドアップディスプレーや電子ミラーを例に「クロスバリューイノベーション」を進めると表明した。従来の主力である家電分野だけでなく、自動車や航空、住宅などの成長分野に事業の重点を移し、「18年度に売上高10兆円の達成を目指す」と述べた。

    津賀社長は「37の事業部それぞれが持つ専門性と希少性の高い技術」が自社の強みとしながらも、海外経営についても「現地主導で、産業・顧客と密着して最適な商品を提供できる」とし、パナソニックが立てている2018年度に売り上げ10兆円という計画達成に自信をみせた。

    今朝の日経新聞朝刊に従来のパナソニックでは考えられないような事業の発表があった。
    ◆2015/11/10(火) 日本経済新聞 朝刊 14ページ
    2010年に排ガスに含まれる粒子状物質を浄化する触媒を開発。このほど中国のエンジンメーカーから塗布作業を受注した。グループ会社で、換気扇で世界首位のパナソニックエコシステムズが事業化に踏み切る。
    排ガス浄化向け触媒は世界的な需要拡大が見込まれる。特に大気汚染が深刻な中国では排ガス規制の強化が進む。中国工場で、成長分野とする自動車関連事業の強化につなげる。

    11/10(火)1,434.5 前日比+7(+0.49%)