シンバイオ製薬(株)【4582】の掲示板 2023/11/16〜2023/11/23

EVOファンド割り当てによる増資によって株価が下落してる要因としては、希薄化はもとより、EVO、メリルリンチ、モルガンの空売りが挙げられる。特にEVOは空売りを入れた上で割り当てられた120万株を市場で随時売却しており、今後の割り当てが予定されている株式480万株も同様に市場での売却をするのであれば、さらなる株価下落要因になる事が推定される。
しかし、株価というのは最終的にはその会社の資産価値に収束するはずである。ここで言う資産価値とは、単にPBRを指すのではなく、今後将来的に会社がどれだけの利益をあげられるのか、つまりは事業価値である。小生は現在の株価はこの事業価値を全く反映されていないと考える。先ず、シンバイオ製薬の今後の発展のカギを握るのはブリンシドフォビルの製品化である。ここ半年間の成果としてブリンシドフォビルについて、IR上ではポジティブなニュースしかなく、順調に開発研究がなされている事から、ここ半年程の30パーセント程の株価の下落は事業価値の毀損が理由では無いのは明らかである。来季にはパイプラインが充実する事や新規薬剤のライセンスの導入等が期待される事からも、現在の株価は増資に絡み機関が短期的かつテクニカルな取引によって形成された株価であって本質的に事業価値を反映されていないものと考えるのが自然である。よってシンバイオ製薬の価値を見誤り短期的な需給バランスの悪化による株価下落によって二束三文で売却するのは得策ではなく、今後シンバイオ製薬がブリンシドフォビルを製品化し会社として本質的な価値を高める事によって適正な企業価値になる事をシンバイオ製薬の株主として期待すべきだと思います。 以上