シンバイオ製薬(株)【4582】の掲示板 2019/07/08〜2019/07/16

嫌な話を１つすると、
製薬ベンチャーというのは、新薬開発を至上命題にしていない企業もあるのだ。
これはベンチャーに限らず、製薬企業の研究者というのは、社員として組織目標を
達成するべく開発に力を入れてるはずなんだけど、それをそっちのけで自分個人の
研究をやっているやつもかなり多い。
会社に認められるよりも学会で認められたい、会社なんて生活費を稼ぐ場であり、
仕事の実績は学会から得たい、学会から実績を得れば更に金が貰える場所で働く、
そういう研究者が多い。

ちょいちょい経営者が釘を刺すんだが、名のある研究者を抱えているというのも
企業の看板であるのであまりきつくも言えない。面倒なら他の会社に行かれるし。
研究者だから、研究できるところならどこでもいい。
国内各社大手などはそんなこんなでロクに新薬を出せないところが多い。
以前のファイザーの日本研究所も内実は知らないが、ロクに新薬を出さないので、
研究所ごと切られた。がしかし、それで黙ってない連中がラクオリア創薬を創業。
当初シンバイオと比べられていたが、全くの別物。筋がまるで違う。
あちらさんの実力はご存知の通り。

で、当初に書いた新薬開発を至上命題にしていない企業というのはアメリカに多い。
社長が研究所所長、筆頭研究員みたいな。一応は新薬開発を掲げてはいるが、
内実は新薬のタネのタネ研究が社長のライフワーク、その資金集めの為の会社。
そんなところが多い。もちろん１発当たっちゃってすごいことになる事もあるが、
現実は厳しい。そんなのは百も承知で投資する連中がたくさんいる。

社長の吉田がどっかでアメリカ製薬企業にも顔が利くみたいな話があったと思うが、
シンバイオ株主から見れば、お？優位的に新薬のタネが回って来やすいか？なんて
期待しちゃう所だけど、顔が利くのは間違いないが、それはひょっとして研究者の
パトロンとして顔が売れてるだけじゃないのかという気がして来ている。
オンコノバに対して、芽の出る可能性が高いとして資金提供しているのではなく、
吉田のお友達に資金提供する為に”芽が出る可能性が高い”としているだけなのでは。
そんな穿った見方をしてしまう。今まで潰れたパイプライン全て、まさか？？
全く動きの見えないアメリカ子会社とその資金もまさか？？
イオンシスの訴訟相手もまさか？？

全て憶測である。