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カルナバイオサイエンス(株)【4572】の掲示板 2020/10/09〜2020/10/22

バイオノバAS-1763治験申請秒読み段階か


BTK阻害剤AS-1763は、前臨床試験を実施しており、ほぼ全ての試験が終了し、治験に用いる製剤の準備を進めている。全てのデータが揃い次第、2020 年中に欧州でCTA(臨床試験許認可申請)を提出する計画に変更はありません。一方、本契約に基づき、中国においては、バイオノバ社が臨床試験を実施することになります。バイオノバ社の経営陣 は、欧米の製薬企業での臨床開発経験が豊富であり、また、中国が2017年にICH(医薬品規制調 和国際会議)に加盟したことから、AS-1763に関するより多くの臨床試験データを収集・利用で きることになり、AS-1763の価値をより早期に最大化できると考えております。
当社の取締役研究開発本部長である澤匡明は次のように述べています。「米国では、抗がん剤 の臨床試験実施にあたり、患者様のリクルートに関する競争が激しくなっているため、血液が んを治療標的とした次世代BTK阻害剤の開発を加速させるために、バイオノバ社は最適なパート ナーだと考えています。同社との連携により、AS-1763の開発を最速で進めていきます。」
また、当社の代表取締役社長である吉野公一郎は、本契約締結にあたり次のように述べてい ます。「バイオノバ社との提携により、AS-1763の抗がん剤としての可能性をより広げることが できると考えています。バイオノバ社の開発チームと協力し、当社の革新的な医薬品候補化合 物をがんで苦しむ患者様に一日も早く届けたいと考えています。」
バイオノバ社のイエ・フア創業者兼CEO(Ye Hua, MD, MPH)は次のように述べています。「悪 1

性B細胞腫瘍の標準治療におけるBTK阻害剤の近年の成功に付随して、第一世代の共有結合型BTK 阻害剤による治療の結果、主にC481Sの変異による薬剤耐性が問題となってきています。今回の カルナバイオサイエンスとの協業は、アンメット・メディカル・ニーズの高い、分子標的薬の 薬剤耐性を克服する新たな解決法の研究につながると考えています。」