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ネクセラファーマ(株)【4565】の掲示板 2022/03/15〜2022/03/25

>>74

>HTL18318はその失敗例でしょう。作用点は解明できていたが、リガンドの選択に間違った。

この一文も違和感があります。
そーせい側は「カニクイザル特有の代謝物のせいで希少な腫瘍が発生した可能性があり、1相では適量で人には有害事象は出ていないので治験開始に向けFDAと相談中」との発表で、その結果は明らかにされていません。
ニューロクラインンが18318(と9936)の開発を断念したのは、カニクイザル問題もありますが、上市してからの特許期間の少さが第一理由だと考えています。
又これは素人考えですが、田村社長いわく、18318は(数あるGPCRの中で)M1に作用する選択性はキサノメリン(アルツ・統合失調症に効果が認めらたがM1・4以外にも作用してしまい副作用の大きな化合物)の1000倍の選択性が有ると説明していました。この様に構造の似通ったM1~5の中からM1だけを選択する(もしくはM4、M1とM4)リガンドを設計する技術はそーせいの真骨頂です。その選択性故に長期毒性検査で(おそらくカニクイザルだけに)有害事象が発生したのだと推測しています。薬効が高すぎるがゆえの、諸刃の剣と言う所でしょうか。
貴重の投稿に対して反論ばかりですいません。ianさんの投稿は何時も興味を持って拝見させて頂いております。