ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

ネクセラファーマ(株)【4565】の掲示板 2022/03/15〜2022/03/25

74

ian***** 強く買いたい 2022年3月15日 16:41

そーせいグループはPfizerを始めとした世界のメガファーマと多数のパイプラインで提携、Verily社はその豊富な資金源で世界の生命科学関連の会社と医療機械やらあらゆる分野に投資、アルファベット社は医療関係では2社を設立しているが、面白いことにXなる会社も設立、宇宙に上るエレベーターの開発(さすが、没になったというが)突飛もないアイデアの製品化を目指す会社も持っている。資金量のなせる技であろう。話が逸れました。Verily社との提携提携は野村氏のブログによると主に抗体医薬の創薬で連携するのが目的のようです。それはVerily社が持っている膨大なデーターを利用しようと言うことだと思われます。GPCRは現在の製薬の30~40%を占める重要な薬剤の作用点ですが、それにマッチして副作用の無い物質、リガンドを見つけるのが大きなテーマです。HTL18318はその失敗例でしょう。作用点は解明できていたが、リガンドの選択に間違った。Heptares 社はStaR技術でGPCR以外でも、例えばイオンチャンネルの作用点の解明も出来ています。Heptares 社が解明したGPCR(未だ未解明のものが多数有り、1個のGPCRに対して複数のリガンドを作用させて複数の製薬を作ることが可能)にVerily社の膨大なリガンド情報をマッチさせ抗体医薬を作るのが目的のようです。今や、囲碁の藤井さんではないがAI無しでは新たなものは作れない時代となってきました。臨床医学でも診断の付かなかった患者の診断に25万のデーターを打ち込んだら診断が出来たと言う例があります。そーせいグループはVerily社以外のAIの会社と提携しています。新薬が未だHeptares 社からは出ていないのが残念ですが、AIを駆使して満開の桜が咲く日が来るのを期待しましょう。

  • >>74

    なぜ、どのような根拠でHTL18318がリガンドの選択を誤った失敗例だと断定して言い切れるのだ?
    毒性試験の結果は公表されていない現状で。
    かつて示唆されたようなカニクイザルの特性によるものだったらどうする?

  • >>74

    >Verily社との提携提携は野村氏のブログによると主に抗体医薬の創薬で連携するのが目的のようです。

    ianさん今晩は。
    少しミスリードしています。
    「Verily社との提携は、(中略)これまでに病気との関りが解明されていないGPCRについて世界に先んじてそれを我々が解明することで、価値の高いファースト・イン・クラスの医薬品候補を生み出すことを目指しています。」また
    「免疫疾患関連の複数のGPCRをターゲットとした、膨大なデータベースに基づく標的探索のための提携。」
    とブログでは説明されています。
    Verily社はこれまでに病気との関りが解明されていないGPCRを見つけ出すのが仕事、そのGPCRをStar技術などで解析し(主に)低分子の医薬品候補を作るのがそーせいの仕事。それが導出されマイル・ロイヤリティが発生したら山分けましょう。と言う様な提携です。
    GPCRのターゲット選定がGPCR創薬の出だし部分で最も重要で、病気に関わりのないGPCRを闇雲に解析した所で経費がかかるだけで1円にもなりません。そーせいはGPCR解析と低分子化合物創薬技術は世界随一なのですが、病気と関わりのあるGPCR選定技術は大手には敵いませんでした。そこを補完する提携です。
    また、GPCRの中には低分子では作用しない物が有ります。そーせいは低分子化合物創薬が基本です。なので、そのような時はペプチドや抗体医薬品の創薬で対応しなければなりません。抗体医薬創薬はKymab社・Twist社とペプチドはペプチドリームと提携しています。
    短期の方等はどうでも良い話なので、スルーしてください。
    長文失礼いたしました。

  • >>74

    >HTL18318はその失敗例でしょう。作用点は解明できていたが、リガンドの選択に間違った。

    この一文も違和感があります。
    そーせい側は「カニクイザル特有の代謝物のせいで希少な腫瘍が発生した可能性があり、1相では適量で人には有害事象は出ていないので治験開始に向けFDAと相談中」との発表で、その結果は明らかにされていません。
    ニューロクラインンが18318(と9936)の開発を断念したのは、カニクイザル問題もありますが、上市してからの特許期間の少さが第一理由だと考えています。
    又これは素人考えですが、田村社長いわく、18318は(数あるGPCRの中で)M1に作用する選択性はキサノメリン(アルツ・統合失調症に効果が認めらたがM1・4以外にも作用してしまい副作用の大きな化合物)の1000倍の選択性が有ると説明していました。この様に構造の似通ったM1~5の中からM1だけを選択する(もしくはM4、M1とM4)リガンドを設計する技術はそーせいの真骨頂です。その選択性故に長期毒性検査で(おそらくカニクイザルだけに)有害事象が発生したのだと推測しています。薬効が高すぎるがゆえの、諸刃の剣と言う所でしょうか。
    貴重の投稿に対して反論ばかりですいません。ianさんの投稿は何時も興味を持って拝見させて頂いております。