投稿一覧に戻る アンジェス(株)【4563】の掲示板 2020/12/01 1961 彦星 2020年12月1日 15:40 新株予約権の行使による資金調達で、財務基盤が大幅に強化される 3. 財務状況について 2020年12月期第3四半期末の財務状況を見ると、総資産は前期末比8,843百万円増加の21,368百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産のうち現金及び預金は、新株予約権の発行及び行使に伴う11,469百万円の入金があった一方で、Emendoの株式取得及び当期事業費用への充当などにより、同2,275百万円の増加となった。また、主に新型コロナウイルス感染症向けワクチンの製造に係る費用を前払いしたことに伴い、前渡金が同901百万円増加したほか、「コラテジェン」の原薬製造に伴い、原材料及び貯蔵品が同458百万円増加した。固定資産ではEmendoの株式取得により投資有価証券が同5,094百万円増加した。 負債合計は前期末比548百万円増加の1,017百万円となった。AMEDより採択された「新型コロナウイルスを標的としたワクチン実用化開発」に関する助成金の一部が入金され、前受金として563百万円計上したことによる。純資産は同8,295百万円増加の20,350百万円となった。親会社株主に帰属する四半期純損失3,174百万円の計上があったものの、新株予約権の発行及び行使により、資本金及び資本剰余金が各5,746百万円増加し、新株予約権が51百万円増加したことが主因となっている。 なお、同社が2020年3月4日付で発行した第37回新株予約権(第三者割当て)については、株価がその後大きく上昇したこともあって同年4月までに行使をすべて完了している。当初の資金調達想定額は約93億円だったが、その後の株価上昇もあって最終的には約114億円を調達した。調達資金の使途は、海外市場を含めた更なる開発パイプラインの拡充のための資金(45億円)、HGF遺伝子治療用製品の原薬の製造委託費用(16.5億円)及び運転資金(32億円)となっており、余力を持って開発パイプラインの拡充を進める そう思う30 そう思わない2 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
彦星 2020年12月1日 15:40
新株予約権の行使による資金調達で、財務基盤が大幅に強化される
3. 財務状況について
2020年12月期第3四半期末の財務状況を見ると、総資産は前期末比8,843百万円増加の21,368百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産のうち現金及び預金は、新株予約権の発行及び行使に伴う11,469百万円の入金があった一方で、Emendoの株式取得及び当期事業費用への充当などにより、同2,275百万円の増加となった。また、主に新型コロナウイルス感染症向けワクチンの製造に係る費用を前払いしたことに伴い、前渡金が同901百万円増加したほか、「コラテジェン」の原薬製造に伴い、原材料及び貯蔵品が同458百万円増加した。固定資産ではEmendoの株式取得により投資有価証券が同5,094百万円増加した。
負債合計は前期末比548百万円増加の1,017百万円となった。AMEDより採択された「新型コロナウイルスを標的としたワクチン実用化開発」に関する助成金の一部が入金され、前受金として563百万円計上したことによる。純資産は同8,295百万円増加の20,350百万円となった。親会社株主に帰属する四半期純損失3,174百万円の計上があったものの、新株予約権の発行及び行使により、資本金及び資本剰余金が各5,746百万円増加し、新株予約権が51百万円増加したことが主因となっている。
なお、同社が2020年3月4日付で発行した第37回新株予約権(第三者割当て)については、株価がその後大きく上昇したこともあって同年4月までに行使をすべて完了している。当初の資金調達想定額は約93億円だったが、その後の株価上昇もあって最終的には約114億円を調達した。調達資金の使途は、海外市場を含めた更なる開発パイプラインの拡充のための資金(45億円)、HGF遺伝子治療用製品の原薬の製造委託費用(16.5億円)及び運転資金(32億円)となっており、余力を持って開発パイプラインの拡充を進める