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アンジェス(株)【4563】の掲示板 2019/07/26〜2019/07/28

>>778

2006年現在、当社は原出願ベースで約80件の特許資産を保有している。
事業の成長・拡大に伴い、この数は今後さらに増えるであろう。海外出願などを加味すると、急増の可能性もある。ベンチャー企業の場合、財務的な企業体力が限定されており、費用増大は深刻な経営リスクに繋がる恐れがある。CIPOが中心になってこれらの特許資産を財務、技術、事業面から多面的に「目利き」して費用対効果を検証することは、経営上、不可欠な姿勢である。

 当社が保有する知的財産の件数は大企業と比べると少数である。しかし、逆に言えば、1件1件の知的財産が経営や企業価値の中で占める割合は極めて高い。また、ベンチャー企業に特有の状況として外部への信用確立や資金調達の場面で知的財産が果たす役割への期待は高い。それゆえに当社は創業以来、独自の知的財産やポリシーや戦略を積極的に打ち立て、知的財産経営の実践に尽力してきた。こうした知的財産重視の企業姿勢の確立には、当社の創業者であり、かつ技術的バックボーンでもあり、現在も社外取り締役として経営にも参画している大阪大学大学院教授の森下竜一氏の存在が大きかった。同氏は政府の知的財産戦略本部の本部員として、知的財産立国政策にも数々の提言を行ってきた第一人者である。

  CIPOフオーラム 
   CIPOの設置によて医薬・バイオ業界の知的財産戦略の高度化への対応
   アンジェスMG、CIPOの中本浩司氏に聞く(下)
     アンジェスMGの執行役員でCIPO 
           最高知的財産責任者 中本浩司氏