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アンジェス(株)【4563】の掲示板 2021/10/08

【日本経済新聞】10/8朝刊
住友化学:ゲノム編集用の原薬増産 核酸医薬、能力6倍に!!

住友化学は、次世代の医療技術として注目される「ゲノム編集治療」向けに、核酸医薬品の原薬の生産能力を増強する。効率的に量産できる新技術を開発し、同技術を採用した製造法による量産プラントを大分工場(大分市)に50億円強を投じて設ける。生産能力を現在の約6倍に引き上げる。2023年半ばの量産開始を目指す。

住友化学は23年半ばの量産開始を目指す(核酸医薬品原薬の製造機器)
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住友化学は23年半ばの量産開始を目指す(核酸医薬品原薬の製造機器)

ゲノム編集医療はヒトの遺伝子を自在に切り貼りする技術を応用して病気の治療を目指すもの。遺伝子の異常により引き起こされる遺伝性疾患の治療に有効である可能性があり期待されている。 住友化学が量産するのは、狙った場所でDNAを切断する技術「クリスパー・キャス9」を使った核酸医薬品の原薬だ。DNAを切断する酵素を、標的とする場所に導く「ガイドRNA(リボ核酸)」と呼ばれる。現在は歌島試製部(大阪市)で製造している。

同社はこのほど、ガイドRNAを、純度が約90%と従来の核酸医薬品の原薬よりも高い水準で効率的に量産する技術を確立した。この技術を採用した新しいプラントを立ち上げる。

クリスパー・キャス9を活用した新薬候補は、遺伝性の血液疾患などの治療を目指し、世界のバイオ新興企業が開発を進めている。住友化学は、ゲノム編集による新薬の開発を目指す製薬会社に、ガイドRNAを販売していきたい考えだ。
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●アンジェスが完全子会社化したエメンド社も血液学(Hematology)の分野、眼科(Ophthalmology)の分野、免疫腫瘍学(Immuno-oncology)の分野で、7つの開発パイプラインを持っていますが、上場をするには新しい医薬品の承認を獲得したインパクトのある時点での上場がベストなタイミングだと思います。
山田社長も「然るべきタイミングで、米国で上場するということを視野に入れている」と言われているので.....