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アンジェス(株)【4563】の掲示板 2021/10/07

「RXV」のコメント。

「楽木先生知らなかったの?
森下先生と同じ阪大循環器系内科(加齢医学)出身 森下先生が4歳後輩
楽木先生が本物の教授 森下先生は出世争いに負けて寄付講座教授に」と。

以前、「RXV」氏は、自分のコメントは医学的見地に立った投稿と胸を張ることも
ありましたが、それにしても先ほどの「森下先生は出世争いに負けて寄付講座教授に」とのコメントは、そうした面影を完全に失っただけではなく、職業差別に満ち満ちているコメントですね。そもそも、楽木先生自身も「RXV」氏のような見方は、されていないと思います。

大阪大学の医学系研究科にはでも、森下先生が総括責任者となっている臨床遺伝子治療学のような寄付講座は非常に多くあり、様々な分野で研究・開発に携わっています。その寄付講座で活躍されている方々を、貴方は「本物の教授になれない、出世争いに負けた寄付講座教授」と侮蔑的に評価をするのでしょうか。

かって、東京大学や京都大学、そして大阪大学も帝国大学と言われたように、国立の官学であったが、優れた教育や特色ある研究に積極的に取り組むより個性豊かな魅力ある国立大学を実現すること等を目的として国立大学を法人化してきた歴史的経過があります。
そうした中で国立大学を大学ごとに法人化し、自律的な運営を確保する方向で改革が行われてきたのです。各大学は全学的視点から大学の持つ資源を最大限に活用した戦略的な経営に心がけることが求められたのです。

その中には、「学外者の参画」による運営システムも制度化されるような変化がみられるのです。また民間企業の参画や支援が充実され、各大学では寄付講座による産学一体の研究グループがたくさん誕生しているし大阪大学にも森下先生が関わっている臨床遺伝子治療学以外にも30グループ近くの寄付講座の研究グループあります。したがって、「RXV」氏が言うように古色蒼然とした、「楽木先生が本物の教授、森下先生は出世争いに負けて寄付講座教授に」と言った考え方は、今の時代では、無用な見方だと言えます。

貴方に、医の倫理綱領にある「医師はこの職業の尊厳と責任を自覚し、教養を深め、人格を高めるように心掛ける」という言葉を贈ります。