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アンジェス(株)【4563】の掲示板 2021/08/30

「sou_fight」さんの先ほどのコメント。

「アンジェスのワクチンって、遺伝子組み換えワクチンだから、もっと長期的な影響調べた方がええよね?

自分で世界初(違うけどw)とか言うような新しいスキームなんだったら、尚更、長期毒性、遺伝毒性や発生毒性など時間(10年オーダー)をかけて検証すべきですよね?

遺伝子組み換えワクチン打って、影響が出てからでは遅いよ!」と。

アンジェスのワクチンはDNAワクチンで、広い意味ではmRNAと同じ核酸ワクチンに分類されますが、遺伝子組み換えワクチンではありません。
貴方は、「長期毒性、遺伝毒性や発生毒性など時間(10年オーダー)をかけて検証すべき」と言っていますが、世界保健機関(WHO)では昨年8月24〜28日に生物学的標準化に関する専門家委員会を開催し、様々な角度からDNAワクチンについて審議を重ね、「プラスミドDNAワクチンの品質、安全性、有効性を保証するためのガイドライン」の改訂版を採択しています。それによると、

「DNAワクチンは、ワクチン接種者のDNAに対して、抗ベクター免疫もオフターゲット獲得免疫も生成しません。DNAワクチンは感染性を示すようには設計されておらず、標的となる感染性病原体はワクチンの製造や製造に使用されていません。」と報告されています。また

「プラスミドDNAの染色体への組み込みは、初期の主要な理論的懸念でしたが、大体において、データはこの懸念が裏付けられていないことを裏付けています。
したがって、DNAワクチンは、遺伝子挿入が容易にできるプラットフォーム技術と見なすことができます。」と報告されています。

遺伝子ワクチンにはメッセンジャーRNAワクチンやDNAワクチン、そしてウイルスベクターワクチンと様々なワクチンが開発されていますが、アンジェスに的を絞ってアンチの意見展開をするのは、フェアーとは思えません。