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アンジェス(株)【4563】の掲示板 2021/08/12

私の私的見解をまとめたものですが、皆さんの意見をお聞かせ下さい。長文ですが一読頂けましたら幸いです。

「本編」
山口大学小川准教授によると「成功する人は逆から考える」そうです。そこで新型コロナを逆の視点から考えて見ました。

🌑成功法 ⇒ どうしたら、新型コロナウィルスの感染を防げるのか。
🌕逆の発想 ⇒ どうしたら、新型コロナウィルス感染で死ぬのか?

アンジェスが今回の新型コロナで成功を収めると仮定したら、この逆の発想で説明が出来るかと考えます。

「新型コロナウィルスで死ぬ理由」
新型コロナウィルス感染で死亡する最大の要因は重症化による「急性肺傷害(ALI)」を惹き起こす事が最大の死亡理由と言われております。さらに、肺傷害を深掘りしますと、一番厄介なのが急性呼吸窮迫症候群(ARDS)と言われております。

なぜARDSが一番厄介なのかを簡単に説明しますと、理由は2つあります。①ARDSを惹き起こすと平均的な死亡率が40%と言われている事?②2021年7月時点で、ARDS治療に有効な治療薬はない事。 因みに2021年7月迄に新型コロナウィルス感染で死亡した人数は世界で約430万人と言われております。

上記に付け加えて、製薬大手メルクは2つの重症向け新薬候補の開発に取り組んでおりましたが、
21年4月に開発を断念。さらに塩野義が飲み薬として年内承認を目指している治療薬は軽症向けとなります。2薬を混ぜたカクテル法や、他の治療薬の汎用など、重症向け治療法は様々な試行錯誤がなされておりますが、未だにARDSに対して有効な治療薬がないのが現状のようです。

「アンジェス成功へのヒント」
2018年7月、アンジェスとパソミューンバイオ社は従来型インフルエンザによる、急性肺傷害(ALI)、急性呼吸窮迫症候群(ARDS)により、年間37万人と言われる死亡者を食い止める為に、新薬(治療薬)を共同で開発する事となりました。

🌕ここで考え方として大切なのは、従来型ワクチンとコロナウィルスワクチンは別物ですが、死亡要因はALIとARDSが主因と、従来型インフルエンザと、新型コロナウィルスは「根が一緒」と言う事です。違いがあるとすれば、従来型インフルエンザより、新型コロナウィルスの方が、遥かに
急性肺傷害の重症化率が高く、特に死亡率40%と言われる「ARDS」を惹き起こしやすいと言う事です。

アンジェスとパソミューンバイオ社の従来型インフルエンザでの死亡要因とされる肺傷害「ALI」、「ARDS」に於ける、2018年の共同開発表明は、新型コロナウィルス感染による死亡要因と「根が一緒」である事で合致しました? 承認されれば、致死率40%とされる「ARDS」の世界最初の有効な治療薬、新型コロナから命を守る最後の砦となる可能性が生まれたかと考えます。

以上を鑑みて、治療薬AV-001が米国防総省のアプリケーションスコアで最大級の高評価を得て、「PRMRP」による助成金の獲得、カナダ政府からも助成金支給の理由が納得頂けたかと思います。なお、安全面に関して補足しますと、AV-001の設計は「ホルモンや神経伝達物質とされる天然(リガンド)」が、由来、ヒントてされている事、FDAからINDC新薬臨床試験開始承認を得てからのP1治験の結果で、安全性と忍容性が確認、良好な結果が得られたと21年3月に発表がありましたから、今のところ安全面にも問題がないのではないでしょうか?

治療薬AV-001が承認されるかどうか、まだ分かりませんが、今回はP2治験後のFDAへの緊急使用許可(EUA)と大手製薬企業への導出が想定できますのて、ワクチンよりお金になる確率が高そうに思えると私は考えます? 理由は導出なら承認如何に関わらず、ロイヤリティーが入るからです。😅