アンジェス(株)【4563】の掲示板 2021/03/22

1/30に見たNHKのニュースで、アフリカや
インドの西ベンガルの新興地域のワクチン
事情が報道されていました。

添付にある様にインドでも少し地方に行くと、
道は未舗装の凸凹道、医師は2名で住民13,000人
を診察フォロー、冷凍設備は家庭用冷蔵庫で
電源は太陽電池+バッテリーなので、蓄電量は
天候に左右される様です。

現在、インドでは自国で受託生産している英国
AZのアデノウイルスワクチンと、自国の
バーラト社の「コヴァクシン」(不活化、データ
非開示)が承認されている様で、両者とも2〜8度
Cの通常温度で管理できるため、運搬、保管が
しやすいのが利点のようです。

一方、米ファイザーのm RNAワクチンは
ご存知の様にマイナス70度での保存が必要で、
振動に弱く、インドでは真夏の気温が50度まで
上がることもあり、このワクチンの運搬は特に
困難かと想定されていた様です。

ファイザーのワクチンは日本、イギリス、
アメリカ、EUなどですでに承認されており、
インドでも認可申請していた様ですが、アナ
フィラキシーや接種後の死者の報告を昨年12月
から3回求めていたものの、当のファイザーは
3回とも欠席で回答なし。

その為、DCGIインド保健家族福祉省医薬品規制
当局は承認を却下した様です。

矢張り、輸送、保管のハンドリングがシビアな
ものを新興国、後進国に普及していくのは
難しいのだなと感じました。

一方、アンジェスのDNAワクチンは、当初、
原理的に常温管理と伝えられていたのが、
現在では敢えてマイナス20度Cとして公表して
います。
それが何故なのか、森下先生の最新の著書には
その理由が書いてありますが、最終的には
サプライズがあるかも知れません。

アンジェスのDNAワクチンのパフォーマンス
の優位が証明された暁に、新興国や後進国の
多くの人々の命を守る事ができたら、
アンジェスの経営理念であるSDGsの3.保健　
「世界中の全ての人が適切な予防、治療が
　受けられる事」が実現でき、投資している
甲斐もあると言うもの。

日本政府や厚労省のボンクラさには言いたい
ことは有りますが、簡単に株を手放すのは
勿体無いかなと。。。

今朝(3/23)の日経新聞の記事を読んだら余計
売れないですね。