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(株)リミックスポイント【3825】の掲示板 2022/06/21

リミックスポイント<3825>の小田玄紀社長はこのほど、時事通信社のインタビューに応じ、5月に発表したSBIホールディングス<8473>との資本・業務提携の狙いなどについて語った。同社長はグループ会社の暗号資産(仮想通貨)業者、ビットポイントジャパン(BPJ)を「日本一の暗号資産交換業者にしたい」と抱負を述べた。

 ―資本・業務提携の狙いは。

 我々にとって三つのメリットがある。第1に、多くの顧客を抱えるSBIからの顧客の流入が期待できる。国内暗号資産業者の顧客数は現在、最大手2社がいずれも150万口座ほど、BPJは約20万口座だ。SBIとの提携で顧客を拡大し、いずれBPJを日本一の暗号資産交換業者にしたい。

 第2に、SBI傘下の「B2C2」という、暗号資産のマーケットメークを手掛ける英企業から流動性の提供を受けられることだ。顧客に狭いスプレッド(売値と買値の差)で価格を提示できるようになり、競争力が増す。第3に、SBIの出資先企業が手掛けるさまざまな暗号資産をBPJに上場できるようになる。

 ―BPJでの社長の役割は。

 BPJ株式の51%をSBIに譲渡したが、提携戦略上の手続きであり、引き続き経営トップとして事業強化を目指す。北尾吉孝社長との関係は良好で、BPJがSBIの暗号資産事業をサポートさせてもらう局面があるかもしれない。

 ―暗号資産ビジネスの将来は。

 一段と盛り上がっていくだろう。理由としては、日本の税制改正が進む可能性がある。現在、自民党の「NFT(非代替性トークン)検討プロジェクトチーム」が、暗号資産やWeb3.0の発展を推進しようと、税制改正の在り方についても議論を重ねている。