ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

(株)ジーエヌアイグループ【2160】の掲示板 2016/08/21〜2016/08/29

数字に現れないGNIの価値に関しても語っていただきました。GNIが築き上げてきた素晴らしいパイプラインの数々、当然これは極めて大きな資産です。治験の成功率は統計的に20%とのことで、大企業であってもこの20%の閾値を超えるのは難しいとのこと。そして「GNIは今のところ成功率100%です(上市済の医薬品は現状アイスのみなので)」と少し冗談混じりに仰っていましたが、開発中の医薬品の多くはアイスの適応拡大・誘導体のため失敗リスクも低いとのことで、それだけにアイスの治験が成功した意味は非常に大きいと思います。

今年に入って、アンジェス、ナノキャリア、アキュセラと立て続けに治験に失敗しました。過去にはあのそーせいですら治験失敗により憂き目を見たこともありました。それだけ医薬品の開発は難しいということですが、GNIは治験を失敗させることなく着実に結果を積み上げてきています。この点はもっと評価されるべきだと思います。

その他、面白かったのは北京と上海で土地と自社ビルを保有している、という点を強調されていたことです。北京市の地価はここ数年で6倍も上がっており、ここまでの上昇は世界でも類を見ないだろうと仰っていました。GNIは土地単価が高い場所に30エーカー(121,406㎡)もの土地を所有しているが、これが会計上ゼロとして扱われるのが納得いかないとも語られていましたが、確かに大きな資産に違いないです。

ロシュに買収されたインターミューンと相対評価をするまでもなく、GNIの価値がいかに高く、現状の株価がいかに割安であるか、ルオ氏の言葉を聞いて改めて納得させられました。いつかGNIの価値が見直され、適正に評価される日が来ることを願うばかりです。