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(株)オキサイド【6521】の掲示板 2024/03/07〜2024/05/01

>>269

ありがとうございます。
パターンなしウェーハ検査装置に使用ですかね。高精度な異物検査装置の認識であってますか?それだと各工程毎にこの装置の出番があるのでしょうか?

  • >>271

    私は素人なので詳しいところまでは分かりませんが、パターンなしの検査装置に使われているはずです。半導体プロセスの微細化に伴い、基板であるシリコンウエハーに対する要求も相当厳しくなっています。それに伴い検査装置も超高精度が求められます。各工程ではパターンありの検査が行われるはずです。メインは回路形成前のウエハー検査用途かと。

    初潜入、SUMCO半導体ウエハー工場奇跡の現場

    https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC123MP0S2A710C2000000/

    まずはSUMCOの主力製品である直径300ミリメートルウエハーがどれだけ精密か、例えを用いて説明しよう。まず、ウエハーの平たん度だが、直径300メートルの競技場の大きさに拡大したと仮定すると、地面の高低差はわずか0.1ミリ以下でしかない。

    また、ウエハー表面には20ナノ(ナノは10億分の1)メートルの微細異物が数個しか許されない。これは直径300キロメートル(北九州市と鹿児島県指宿市のおおよその直線距離)の円形の土地(約7万平方キロメートル、ほぼ九州2個分の面積に相当)に1円玉が数個転がっている程度の異物しか存在しない、といえば分かりやすい。



    最先端3nmプロセス、次世代GAA2nmプロセスのウエハーへの要求はもっともっともっと厳しいはずです。このレベルの「欠陥」を正確かつ迅速に検出するのがウエハー欠陥検出装置の役割ですね。