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ブライトパス・バイオ(株)【4594】の掲示板 2016/11/19〜2016/11/21
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>>3222
>もう1つは、昨年パテントを申請し、今年8月に論文として発表したばかりですが、がん細胞を直接壊すのではなく、がん細胞の近くにいる免疫細胞ががん細胞を攻撃することを邪魔している免疫抑制細胞の中で主要な細胞である制御性T細胞を叩く方法です。
>この方法では、IR700を付けた抗体を制御性T細胞に結合させ、近赤外線を当てて壊します。
>するとがん細胞の近くにいる免疫細胞は邪魔者がいなくなるので直ちに「OFF」から「ON」に切り替わり、数十分のうちに活性化してがん細胞を壊します。
>さらに血流に乗って全身を巡り、わずか数時間のうちに転移がんを攻撃し始めます。がん腫瘍内にいる免疫細胞はほとんどすべて、がん細胞のみを攻撃するように教育されており、免疫の効きすぎが原因になる自己免疫疾患のような従来の免疫治療で起こる副作用は起きないので安心です。
数十分とか数時間とか、やたら誇張した表現してるのがなんか違和感を感じるんですよね。
まるで目薬の人のインタビュー記事みたい。
臨床医からの転身ってとこも似てますが… -
>>3222
詳細は全く分かりませんが、すでに治験に入ってるからには、治験対象の癌にたいする抗体は検索済みとおもいます。
hum***** 2016年11月22日 02:16
>>3218
結局、有望そうな治療法ではあるものの、課題に関してはほとんど触れられていないのが気になりますね。
がん細胞に特異的に結合するのはがん細胞表面のMHCでしょうから、この抗体を作る過程でGPや久留米大が持ってるペプチドと同等のペプチドを多数探索しなければいけないように思えます。
これは、がんワクチンによってがん細胞を攻撃するT細胞は、通常特定の型のMHCと腫瘍に関連したペプチドの結合した分子に対して「特異的に結合」するからです。
腫瘍特異的に結合させるためには同じ条件が必要だと思います。