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ステラファーマ(株)【4888】の掲示板 2023/02/18〜2023/03/24

ステラファーマ<4888.T>はオンリーワン的展開力を持っており、見直したい。

 中性子照射装置とホウ素薬剤を組み合わせたがん治療法の1つで1日1回で治療できることが特長のBNCTで展開。2020年5月には、世界初となるBNCT用ホウ素医薬品を上市するに至った。フッ素化合物大手のステラケミファ<4109.T>の持ち分会社。

 23年3月期(単体)は研究開発が先行する業態のため、経常赤字が続く見通しだが、売上高は2億2000万円(前期比2.2倍)と順調に売上高を伸ばしている。

 BNCT用ホウ素薬剤「SPM―011」は切除不能な再発頭頚部および局所進行頚部がん向けは住友重機械工業<6302.T>とすでに上市(20年5月)。開発中のものは住友重機械 と共同で再発悪性神経膠腫(びゅうしゅ)向け第2相臨床試験実施中、試験新たな試験計画プランの立案に向けて、調整中、同じく住友重機と共同で再発高悪性度髄膜腫向けは第2相臨床試験実施中、血管肉腫向けはCICSと共同で第2相臨床試験実施中、悪性黒色腫向けは同じくCICSと共同で第1相臨床試験観察期間完了と順調に開発は進んでいる。

 このほか、岡山大学と悪性黒色腫を対象にBNCTの応用に向けた共同研究に関する契約を締結、米国法人のBryllanLLCとの間で医薬品開発製造に関する基本契約を締結、BNCTの導入が決定した海南島医療特区へ2025年度から薬剤販売(輸出)を開始すべく準備を継続などの材料も出ている。

 株価は1月4日に1070円高値をつけたあと、戻す場面があったが、何度も400円を割れても戻しており、400円割れが底値圏と確認できている。現在は400円前後と狙いたい水準。

 新株予約権の行使促進のための株高意向もあろう。

◎注目株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS-EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2023-03-07 09:30)