サンバイオ(株)【4592】の掲示板 2018/05/02〜2018/05/12
-
>>384
reNeuronについては使用する幹細胞が中絶された胎児(恐らくまだ生きている)の脳からの採取ということのようですから殆ど脳が破壊される形での採取になるのではないかと想像しています。
SB623に比べて圧倒的な効能があるならともかく、中絶問題に敏感な米国の市場では倫理上の問題が出てくるような気がしています。
従って、私的には効能や倫理上の問題からSB623の強力な競合にはなり得ないと考えています。
なお、株価も下落傾向が顕著のようです。
h ttps://www.bloomberg.com/quote/RENE:LN -
>>384
Robi様、専門家の方の回答、非常に心強く感じますし、ありがたいです。
>mRSはかなりアバウトな評価で、大きな変化をみる急性期脳卒中の評価に使用するものなので、慢性期の脳梗塞方には通常使用しないです。
知りませんでした。これで少し賢くなれました。
reneuronの治験は、上肢だけを対象にしたり、脳梗塞の期間を治験によって変えたり、幅が広くなったり、アバウトな感じはしますね
reneuronは、ちょっといかがわしい、やばい方法でやってるわけですけども、素人目線ではそれだけに凄く効くのではないか?という漠然としたイメージがあります。
胎児の細胞・・と聞くとES細胞、万能細胞をイメージさせますし。
>自家or他家、大量生産体制などはどうなっていらっしゃるのでしょう?
以下専門的なことなので、間違ってたらごめんなさい、人工中絶された胎児の脳から、脳神経細胞の前駆体を取り出し培養しているそうです。大量培養が可能で、これ以上のドナーは必要なく、無限に生産できるそうです。reneuronも後ろめたいことをやってると自覚しているので、これ以上ドナーはいらないということを免罪符したいようですね。
HPをざっとみたところ胎児の脳を使ってるとも書いてないし、あまり触れたくないことなのでしょう。
コスト的にはここの強みということになるでしょうね。
まだまだデータが少ないですが、fugl-meyerの治験結果1つとってもrenueronはsanbioより劣っているし、
reneuronがsanbioより断然優れているということは無さそうなのでそこは一安心しています。
その他の比較としては第1相試験のNIHSSテストがあります。両社とも脳梗塞発症6か月から5年の患者が対象。被験者数はrenuronが11人、sanbioが18人です。
reneuronはNHISSスコアが平均7から5にポイントアップし、2年以上維持しました。
サンバイオは平均9.44か7.44へ、同様に2ポイントアップし、1年以上維持したということです。
どちらが優秀なのか気になるところです。
Robi 2018年5月6日 05:53
>>378
reNeuron。同業他社さんで、頑張っておられるようですね。
普段は多忙なため他者の現状はあまり知りませんでしたが、サンバイオと治験とも良く似ているのですね。
なお
慢性期脳梗塞においては、詳細な変化をみるFugl-Meyer Assessmentの方が一般的だと思います。
一方、
mRSはかなりアバウトな評価で、大きな変化をみる急性期脳卒中の評価に使用するものなので、慢性期の脳梗塞方には通常使用しないです。
心配されている方もおられるようですが
mRSに変化が無くて、Fugl-Meyer Assessmentの点数が10点以上上がったと言う結果を踏まえると
急性期の劇的な回復変化では無かったにしろ、リハビリ以外介入出来なかった慢性期脳梗塞患者の運動機能に対し大きな変化をもたらした
と考えて良いと思います。
少なくとも臨床的な意義は十分に果たしていると私は思っていますが、これ以上は皆様それぞれのご判断でしょう。
何しろ投資に絶対はありませんから、常日頃から色々な所から情報収集が必要ですね。
あとreNeuronでは
自家or他家、大量生産体制などはどうなっていらっしゃるのでしょう?
こういう有望な会社としのぎを削り合いながら、精度のより高い新薬をサンバイオに生み出してもらいたいですね^ ^