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サンバイオ(株)【4592】の掲示板 2018/05/02〜2018/05/12

mrsについてですが、確かにそれで有意差が出なかったのは不安なところです。
reneuronはphase2で30%強のmrsの有意差を出しています。
しかしです、mrsを含む4つの指標をかき集めても有意差があったのは被験者21人のうち15人、71%です。fugl-meyerは途中から加わった指標の為、8人を対象として3か月間で有意差があったのはたったの3人、30%以下です。reneuronのHPで臨床上有意な変化は 10 or more points in motor subscaleと書いてあるのでsanbioと同じところを見てると思われます。

一方sanbioはfugl-meyer motor scale単独で18名中14名で有意な差が出ました。77%です。治験を抜けた2名を除けば9割弱となります。reneuronの3倍です。

だからmrsで効果が出たからと言って、それが全てで絶対的効果なのかと言ったら????なわけであります。もしそうならfugl-meyerでもなんでもクリア出来るはずです。mersも一つの指標に過ぎないのではないかと思われます。
あとreneuronは発症後2か月の亜急性期?の患者も受け入れているのと、上肢の障害を対象としていることが甘い所です。ちなみにreneuronはendpointを達成できずに終わり、それでもphase3に進みました。

ある脳神経外科医さんも、劇的な回復とはまだ言えないと言っておられましたし、まだまだ改善の余地があるのも事実でしょう。我々も過信はしていません。
しかし、効果、開発スピードなどにおいて現時点でsanbioがトップランナーであることも事実ではないでしょうか。

  • >>378

    reNeuron。同業他社さんで、頑張っておられるようですね。

    普段は多忙なため他者の現状はあまり知りませんでしたが、サンバイオと治験とも良く似ているのですね。

    なお
    慢性期脳梗塞においては、詳細な変化をみるFugl-Meyer Assessmentの方が一般的だと思います。

    一方、
    mRSはかなりアバウトな評価で、大きな変化をみる急性期脳卒中の評価に使用するものなので、慢性期の脳梗塞方には通常使用しないです。

    心配されている方もおられるようですが
    mRSに変化が無くて、Fugl-Meyer Assessmentの点数が10点以上上がったと言う結果を踏まえると

    急性期の劇的な回復変化では無かったにしろ、リハビリ以外介入出来なかった慢性期脳梗塞患者の運動機能に対し大きな変化をもたらした

    と考えて良いと思います。

    少なくとも臨床的な意義は十分に果たしていると私は思っていますが、これ以上は皆様それぞれのご判断でしょう。

    何しろ投資に絶対はありませんから、常日頃から色々な所から情報収集が必要ですね。


    あとreNeuronでは
    自家or他家、大量生産体制などはどうなっていらっしゃるのでしょう?

    こういう有望な会社としのぎを削り合いながら、精度のより高い新薬をサンバイオに生み出してもらいたいですね^ ^