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サンバイオ(株)【4592】の掲示板 2017/03/21〜2017/04/16

いろいろ言われていますが、2つの急性期及び亜急性期の製品に効果があったとして、建設的に話を進めると以下の通り

慢性期には運動機能は回復させる新薬候補はSB623以外にはガン遺伝子導入のES細胞による他社の開発品のみ
仮にマルチステムもSTR-01も上市して一定の効果があったとしても、脳梗塞には重篤な患者が存在し、また効果の出にくい患者も存在する限り、プラトー到達までに運動機能等回復しない患者も一定数あるために、慢性期脳梗塞の需要も急性期、亜急性期同様にある続ける

というところではないでしょうかね

以下は個人的に経静脈投与による効果の限界が見えてきているのではないかと思う理由ですが

マルチステムもSTR-01も治験デザインから、脳梗塞における適応時間が拡大ではなく縮小に向かっている点を見ると、慢性期に近づくにつれて細胞から得られる効果が弱くなっているものと思われる
テムセル使用者の9割近くに副作用が認められている事等から、マルチステムは他家であり、自家にくらべて副作用があり、身体的な負担は大きい
また、他家のために、自家ほどの効果は期待できない
自家は副作用は少ないが、培養期間を設けなければならないために急性期に使用できず、投与までに脳梗塞発症後1ヶ月以上の期間があるために、それまではなにもできないため特に重篤な患者の救済は難しい

SB623は慢性期に効果を発揮するので、亜急性期や場合によっては急性期にも使用できる可能性も視野に入れる事ができるために、急性期と亜急性期から慢性期の競合にはならないが、逆の可能性はありえる

とくに問題はないと判断します