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オンコリスバイオファーマ(株)【4588】の掲示板 2024/03/27〜2024/03/29

>>1503

細かくありがとうございます。
クリングルは時価総額も低いので魅力的ですが、主要評価項目未達なので当局から承認があっても条件をつけられる可能性、パイプラインがHGF一本槍な点、また投与タイミングが難しいと思われ市場予測と相違がありそうな点などオンコリスの今の状況からするとよさそうには見えないのですが。

少なくとも時価総額割高のサンバイオよりはクリングルがはるかによいとは思いますので、私もクリングルは少しだけもっていますが。

バイオは難しいですね。

  • >>1523

    弱小株主5963さん

    クリングルは時価総額も低いので魅力的ですが、主要評価項目未達なので当局から承認があっても条件をつけられる可能性、

    「通常承認」か「条件付き承認」かは当局の判断次第ですが、申請書類は同じなので、手間は変わりません。むしろ、脊髄損傷急性期の場合は、条件付き承認の条件を備えているので、承認される可能性がより高くなるという点で、プラス要素です。

    >パイプラインがHGF一本槍な点

    創薬シーズは確かにHGF一本槍ですが、パイプラインは声帯瘢痕や導出先の眼科疾患等、複数あります。ただ、製品の一本槍を回避するのは経営者のすることであって、我々投資家に必要なのは、一つのバイオ株一本鎗にならないようにすることです。

    どんなに良く見えるバイオ株でも、治験の失敗、承認不許可、提携契約解除、増資等の悪材料で株価が急落したり、逆に、良く見えないバイオ株でも提携契約締結で株価が急騰することもあります。ですので、私はバイオ株もオンコリスだけでなく他の株にも分散しています。

    >また投与タイミングが難しいと思われ市場予測と相違がありそうな点などオンコリスの今の状況からするとよさそうには見えないのですが。

    投与タイミングが難しいのは、治験において早く投与し過ぎると自然治癒との違いが分からなくなるというだけで、受傷後1時間以内に投与しないと効かないといったものではありません。治験では受傷後72時間空けましたが、実務ではもっと早く投与できるし、その方が効果も高いです。
    また、将来的に亜急性期や慢性期に適応拡大されれば、市場規模はもっと大きくなります。

    株価によって、銘柄ごとのリスク・リワードは変わってきます。

    「良さそう見えない」株でも十分に安ければ、投資としては魅力的になり、「良さそうに見える」株でもかなり高くなれば、投資としての魅力は落ちます。

    会社の中身の良し悪しだけでなく、株価との比較も、投資には重要になります。