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オンコリスバイオファーマ(株)【4588】の掲示板 2021/06/10〜2021/06/14

契約一時金
開発マイルストーン
販売マイルストーン
販売ロイヤリティ

テロメライシンは、ライセンス時点の治験データをどこまで引き継いでいるのかと対象のがん種が複数あるから、その設定がわかりにくい。

マイルストーンは、一般的にはがん種(もしくは疾患、臓器)ごとに設定するはず。タイミングはIND申請かFPI時点で支払われることが多い。
大量製造のメドがたったタイミングや承認申請(承認)時点でも開発マイルストーンが設定されると思われる。

上市後は、事前に設定した販売額を達成した場合に販売マイルストーン、販売ロイヤリティでは販売額の一定割合をもらう。

中外との契約では、オプション権行使されれば500億円以上+販売ロイヤリティとあるから、500億円以上のうちの何割かが販売マイルストーン。
こういうのは別に特別なことでもなんでもない。
以上としているのは、契約時点で対象としていなかったがん種が追加されるとか販売マイルストーンの上乗せ分ではないか。

ライセンス時には、食道がんについては既にP1が完了していたが、肝細胞がんはライセンス後にP1完了しており、19年12月のマイルストーンは肝細胞がんの進捗に対してなのかもしれない。
となると、現在治験開始予定となっている頭頸部がんの動きは見ておいた方が今後の参考になるんじゃないかと思う。


契約一時金と第三者割当で13.5億円の契約というのは、日本と台湾の契約分とオプション権に対する対価。再ライセンスしたら601のIRにもあったように一時金がを受け取る可能性はある。

中外がシブチンと感じるのは、大量製造法確立のための投資を弱小ベンチャーにも求めてくるところ。ただし、これに対する開発マイルストーンが後々支払われる可能性はある。

それなりのリターンが望めない投資をオンコリスがしているのか?そこは今後の動向次第だろうな。
普通の経営者ならそんなアホなことしない。