ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

富士急行(株)【9010】の掲示板 2020/12/02〜2021/01/09

富士急の2020年3月度(昨年度)は、

・上期売上 298億円に対して営業利益 47億円
・通期売上 523億円に対して営業利益 45億円

つまり、下期は元々「赤字構造」

今期は、

・上期売上 127億円に対して営業利益 -34億円

売上で昨年比 -57.5%で、利益減少額で81億円。

ということは、仮に昨年度下期の数値を足し上げると、

・通期推定 352億円に対して、営業利益 -36億円

しかし、2020/10/30発表の第二四半期短信での通期予想を、

・通期売上 323億円に対して、営業利益 -24億円

としている。

これ、どんな前提を置いても無理な、おかしな予想と言わざるを得ない。

何故ならば、昨年度でさえ、下期は2億円の赤字だったのに、今期は12億円の利益を出すことになるが、売上が確実に下がる中で実現のしようが無い。

しかも更に足元の状況は、首都圏の緊急事態宣言などによって、運送実績は確実に減らざるを得ない。

ちなみに、大手民鉄16社の年末年始の輸送量実績は、前年比で -48.4%
10月にはGo toの効果もあって、-21.3%まで戻ってきていたのに、緊急事態宣言などが水を差した格好。

この状況から、富士急の下期を予想すると、

・売上は昨年度下期の225億円から、前年比 -30%として、157億円
・営業利益は昨年度実績の -2億円から、-25億円

とすると、通期予想は、

・売上 284億円に対して、営業利益 -61億円

というところだろうか。

次回の第三四半期の短信(2月頭予定)を楽しみにしましょう。
ここで再度、夢みたいな予想値を出すんだろうなー

株主を馬鹿にした会社だな~