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日産自動車(株)【7201】の掲示板 2018/07/06〜2018/07/09

>>4

> この技術は戦時中ポルシェ博士がタイガー戦車に持ち込んで提案した技術ですよね、安定してると思います。欲しいですね。

以下ウィキより引用
1900年代初頭
1900年からオーストリアのウィーンのローナーで製造された「ミクステ車」[15]は、ハイブリッド車で、車輪を駆動するのに電気モータを使い、エンジンで電気を発生させたシリーズ方式だった。また、駆動モーターはハブと一体化され「ホイール・イン・モーター」となっていた。この当時のポルシェは純粋な電気自動車に関心をもちローナーポルシェをハイブリッド車へ移行させるのは気がすすまなかったが会社からの指示で製作している[16]。
フロント部分を2つのモーターで駆動した。他に4輪駆動も製作された。最初の4輪駆動はハイブリッド車だった。ポルシェのハイブリッド車は信頼性があったが車両価格は高かったため、一般の自動車と販売で競うことはなかった。ポルシェは第一次世界大戦では、100馬力曲射砲牽引列車でガソリンと電気のハイブリッドを作り評価された。

e-powerもポルシェ博士が作ったミクステも電気自動車の航続距離の問題やバッテリー積載量増による重量増の問題を解決するために生まれています。
構造はシリーズハイブリッドで全く同じ、ホイールインモーターを採用した部分はミクステの方が先進性があります。
戦車にも応用されたのは、エンジンで直接駆動するタイプよりも簡略化できるメリットもあったようです。

プリウスのハイブリッドは、シリーズハイブリッドとパラレルハイブリッドを組み合わせた複雑な制御のハイブリッドですが、e-powerの場合は百年以上前に生まれたものと構造も同じでコンセプトも同じというシンプルなものです。
この手法を百年以上誰も真似しなかった理由は、コストをかけた割りに性能向上が得られないからです。
日産の場合は、電気自動車リーフ開発時にはe-powerも考慮した設計としていたので、パワートレインを流用してコストダウンを計る事が出来たと言う訳です。
しかし、電気自動車には、電気自動車普及を目的とした補助金が支払われているので、電動化に逆行するシリーズハイブリッドを作る前提があったとすれば、補助金泥棒の疑惑もあります。
このようにe-powerはその成り立ちそのものに大きな問題を抱えた車なのです。