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パナソニック ホールディングス(株)【6752】の掲示板 〜2015/04/27

>>82171

◆4 カンパニー社長とCFO によるIR ミーティング主要ポイント; B2B と海外展開
◆Overweight 目標株価: 1,200 円

• 買いのタイミング:同社株価は直近高値から27%下落している。同社の積極的な構造改革と有利な為替水準から鑑みて、会社計画に上振れリスクがあり、また2013 年中には構造改革の成果が現れ始めると考える。よって同社株は現在は買いのタイミングであるとの見解である。

• B2B と海外市場拡大:各カンパニー共通の主要メッセージは、B2B 事業の強化と、国内市場よりも新興国市場に焦点を当てた海外市場の拡大であった。CE(民生エレクトロクス)業界が縮小傾向にある上、国内市場においても世界ブランドとの競争が熾烈化している中で、同社のこの方向性は妥当だと言えよう。売上増よりもフリーキャッシュフロー創出を優先させる点や、自前ではなく外部との戦略的提携を推進していくことなどにより、同社の財務体質は改善し資本効率も向上していくと見ている。

• 「削減」、「ダウンサイジング」、「選択と集中」:各カンパニーの社長が説明の中で最も頻繁に口にしたキーワードは、構造改革に関わるものであり、またコア事業へのフォーカスであった。こういった方針は成長機会を限定する要因ともなりかねないが、いまだ不採算事業や非効率分野を抱える同社にとっては、利益率改善が成長性よりも優先されるべきだと我々は考える。組織再編成を経て、同社はビジネスユニット間のシナジー(クロスバリュー)や、システム提供者としての総合ソリューションを見いだすことができると我々は見ている。

• 海外展開:売上高に占める国内の比率が過半を越す同社は、今のところ国内志向型企業と言える。同社には多様化した事業とコア事業の経営で長年培ってきた経験があり、国外での成長を牽引する機会は十分にあろう。
なお、同社では主要4 事業において、海外市場での年平均成長率がほぼ二桁台になる見込みとしている。

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  • >>82410

    ◆2013/07/12 日本経済新聞 朝刊 11ページ

    パナソニックはM&A(合併・買収)や工場建設など大型投資について意思決定手法を見直す。これまでは市場の成長性や競合相手の存在などを考慮して判断してきたが、今後は撤退も含めた精緻なリスクシナリオを用意したうえで多面的に評価する。同社はテレビ用パネルなど大型投資が裏目に出て業績が悪化した経緯がある。新手法により投資回収の精度を高める。

    導入するのは「ディシジョン・マネージメント」と呼ばれる意思決定手法。米スタンフォード大学で生まれ、複数の日本企業が採用している。事業部門が自前で作る投資計画は強気の計画になりがちだが、新手法を使えば経営陣がより客観的に評価しやすいとされる。

    具体的には、為替や原材料価格、ビジネスモデルなどが一変した場合に事業の採算性や投資回収の見通しがどのように変わるか列挙。その際に必要となる追加投資や撤退のためのリストラ費用などを定量的に予測し、経営陣が投資判断しやすくする。

    10月以降、社長決裁が必要な30億円以上の投資案件を対象に、新手法を活用する。

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