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ペプチドリーム(株)【4587】の掲示板 2018/11/03〜2018/11/15

 JAXAが2015年、タイガーに共同開発を持ちかけた。地球帰還時に最大40G(1Gは地球上の重力)かかるため、時速200キロでコンクリートにぶつけても壊れない強度が求められ、中身を取り出すまでの時間を考慮し容器内を4日間以上、4度前後に保つ必要がある。

 「家庭用品メーカーが宇宙事業に関与していいのか」。失敗のリスクを懸念する意見も出たが、「魔法瓶業界の代表として挑戦しよう」と決まった。魔法瓶やステンレスボトルを担当する中井啓司さん(54)ら3人でチームを組み、開発を始めた。

 魔法瓶はステンレスの二重構造で、真空の空間を作って断熱している。回収用の断熱容器も基本は同じ仕組みだが、魔法瓶より大きいため溶接などの精度が落ち、変形もしやすい。設計を何度もやり直し、約1年半後、ステンレスの厚さを4倍にし、真空容器の上に一回り大きな真空容器をふたのように重ねる構造で条件をクリアした。まさに「魔法瓶の究極形態」(同社)となった。JAXAと共に特許を出願したという。

 容器は直径29センチ、高さ34センチ、重さ約10キロ。ISSの無重力環境で結晶化されたたんぱく質を入れ、円すい形の小型回収カプセルに納められている。このカプセルは今月8日、無人補給機「こうのとり」7号機に搭載され、地球に向けて出発した。

 こうのとりは大気圏突入前にカプセルを分離し、自身は燃え尽きる。カプセルは11日朝、パラシュートを開いて太平洋の南鳥島近海に着水し、船で回収した後、日本へ運ばれる予定だ。


この結晶化されたタンパク質って?

ペプチドリーム案件だよな?^^

  • >>616

    (´・ω・`)横から失礼します

    HTV-7の再突入カプセルには、ペプチドリームのサンプルも含まれてます。
    成功を祈っておりますが、初物に商業サンプル乗っけるの?って思いもあります。

    サンプル回収が成功すると、PCGの運搬→回収のサイクルをJAXAが獲得することに。
    HTVは基本的には年1回の運用ですので、回収機会が1回増える形になります。
    ソユーズがやらかしましたが、年内復帰すんぞ!とかロシア方面から聞こえてきますし、
    SpeceXとBoeingの有人往還システムの話もありまして、19年はPCGも含めISS関連の話題が増えそうです。


    ちなみに、はやぶさのカプセル回収時にも指摘されましたが、
    再突入の制御技術ってとっても安保な案件で、一部界隈がザワザワしました。