ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

ネクセラファーマ(株)【4565】の掲示板 2020/12/18〜2020/12/22

今回のGPR35受容体作動薬の導出は前臨床試験を開始してすぐなので驚いております。炎症性腸疾患は潰瘍性大腸炎(安部元首相の疾患)やクローン病、ベーッチェット病等があり本来体を守るべき免疫細胞が暴走し自己細胞を攻撃してしまう自己免疫疾患。治療薬としてはレミケードもヒュミラ(関節リューマチ流用の高価な抗体薬)や最近ではゼルヤンツなど(JAK阻害薬)などがあります。これらは免疫の暴走に関係する炎症性サイトカインの産生を抑制する作用をもつ薬剤。対してGPR35受容体作動薬はGPR35を作動しサイトカイン産生抑制作用をもつIL-4の生産を促す薬剤で野村氏のブログに有るようにファーストインクラス(画期的新薬の治療薬)となる可能性があります。
今回の導出でまた一つそーせいヘプタレスの低分子創薬技術が新しいメガファーマに認められた事と、限られた開発予算のなかで(なるべく高額で)売れそうな(導出出来そうな)ターゲットを絞るそーせいの先見性に感心しております。
未提携でフェーズ1の SSTR5 作動薬 ペプチド 内分泌疾患、前臨床の H4 拮抗薬 低分子 アトピー性皮膚炎 ・EP4 拮抗薬 低分子 がん免疫 ・GLP-2 作動薬 ペプチド 腸疾患 ・GPR52 作動薬 低分子 神経障害 ・PAR2 抗体 アトピー性皮膚炎 等その他の探索品も導出交渉は進行しているでしょうし、近い将来導出のアナウンスがあるでしょう。