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ネクセラファーマ(株)【4565】の掲示板 2017/11/21〜2017/11/24

>>869

成功なら利益莫大    〔日経ヴェリタス2017年11月19日付〕

 手術と抗がん剤、放射線治療が主流だったがん。今や主役は遺伝子操作したウイルスや体内の免疫細胞だ。ノバルティス(スイス)が開発した「キムリア」は、遺伝子操作したヒト免疫細胞(CAR―T)を使ってがんを治療する。世界ではベンチャー、異業種、メガファーマが入り乱れての開発競争が進む。

 エーザイ(4523)などは治癒が事実上不可能だったアルツハイマー病の研究を進める。三菱UFJ国際投信の畑沢巧シニアファンドマネジャーは「アルツハイマー病は全く白紙の分野。もし新薬開発に成功したら、1兆円超の売上高になることは間違いない」と期待する。

 病気はほかにも数多くある。三井住友アセットマネジメントの日比野敏之シニアアナリストは「薬は世の中にまだ2000種類しかない。新薬の可能性はまだまだある」と話す。

 特許で守られる創薬は容易にまねできない究極の高付加価値商品だ。ただ国内では薬価引き下げに向けた議論が進む。創薬はハイリスク・ハイリターンの世界だ。投資家にも株価乱高下に対する覚悟が必要だ。期待と失望が交錯する創薬ビジネスの最前線を追った。