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オンコセラピー・サイエンス(株)【4564】の掲示板 2021/05/28〜2021/06/08
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>>243
近大 Study で示された CTL(-)/PD-L1(-) での効果の高さと、逆に CTL(-)/PD-L1(+) の症例での効果の低さ(というより効果ゼロ)も今後の方向性を考えるうえで示唆に富んでいましたよね。やはり、PD-L1 発現例については免疫チェックポイント製剤との併用でじゃないと厳しそうですが、近大 Study は症例数が少なかったので、今回の P3 でこのあたりがどんな結果になるのか楽しみです。
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>>243
以下についてですが、願望入ってますが、P3速報を持って国際共同治験に持ち込んで欲しいと思っています。国内は、粛々とオプジーボとの併用で承認への道を歩めば良いと思います。承認までは、まだ数年は掛かるでしょうけど、併用であればペプチドワクチンの効果は火を見るより明らかですし。
中村教授が、そんなところで終わるはずがないし、終わって欲しくはないです。特に米国における人脈を生かして、ペプチドワクチンを広めて欲しいですね。
>いずれにしてもP3の成否がどうなるかは誰にも断言することはできませんよね。
>そして最も重要なことはP3の結果を受けて塩野義がどう動くかということだと思っています。この点についてはいずれ投稿したいと思っております。
キョロ 2021年5月31日 23:09
>>236
Revさん。こんばんは。
大変すばらしい投稿をされている方だと以前より存じあげておりましたが、今回も貴重なご意見をありがとうございます。
自分もOSよりもRFSでの有意差を得ることの方がハードルは高いとは思っています。
この点については塩野義もオンコも共通の認識だと思いますが、治験期間や効率を考えて、まずはRFSをPrimaryとせざるを得なかったと思われます。
そして自分はそのRFSにおいても十分に有意差を示せるのではないかと考えております。
まずCTL 誘導率についてですが、塩野義のP1治験でのデータによると新たに追加されたDEPDC1とMPHOSPH1の誘導率はそれぞれ26.7%及び40.0%となっていたかと存じます。
しかしこれらは投与期間がおよそ5週間程度の極めて短期間でのPBMCsの比較から得られたデータですので、S-588410のP3治験での94週間の投与期間を考慮すれば、実際の誘導率は遥かに高くなると考えております。
また近大のSample数である63症例と、S-588410のSample数270症例(がんサポート2021年4月号によると最終的なSample数は300を超えている模様)とでは後者の方が有意差ありの結果が得られやすいと考えております。(もちろん設定された検出力、有意水準の問題はありますが)
さらにキーオープンの時期が現時点まで延期されたことは自分としてはより有利になったと思わざるを得ません。
何度か塩野義に確認いたしましたが、プロトコル上で一定のイベントが発生することがキーオープンの条件になっていたことと存じます。
そしておっしゃるようにサブグループ解析ではかなりインパクトのある結果(RFS及びOS共に)が示されるであろうことも自分の判断を支えています。
どういう条件ならば圧倒的に効くのか、あるいは効かないのかが明確に示されると思っています。必ずしも「Primary でのP値」が「全てではない」ですよね。
いずれにしてもP3の成否がどうなるかは誰にも断言することはできませんよね。
そして最も重要なことはP3の結果を受けて塩野義がどう動くかということだと思っています。この点についてはいずれ投稿したいと思っております。