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アンジェス(株)【4563】の掲示板 2019/10/12〜2019/10/17

>>1083

椎間板が炎症を起こす腰痛の薬で、
米国で最大50万人の需要を見据える。
米国で患者への投与を始める薬は、体を動かしたときの衝撃を吸収する椎間板の炎症や痛みをおさえる。椎間板に直接、注射して効き目を出す。
 アンジェスの山田社長は市場について「米国で投与対象にあたる人は最大50万人、保守的に見て16万人いる」と話す。

 「勘違い」を誘導
薬はNF-k(カッパ)BデコイオリゴDNA。ヒトのDNAに取り付いて炎症に関連する成分を生み出すたんぱく質、NF-kBを働かないようにする。
 デコイはおとりを意味する。つまりこの薬は、たんぱく質のNF-kBが本物のDNAと勘違いして取りついてしまうような偽のDNAだ。アンジェスが人工的に作った。

 正式な薬として販売される場合、一人の治療費は2000~3000ドルと想定、米国の市場規模は300億~500億円とはじいている。

 アンジェスは開発費用が十分にないため、製薬大手への権利販売を狙う。

 椎間板腰痛、米で注射薬

  成分、確実に届ける。

山田氏は「今回は注射薬であることがポイントだ」と話し、勝算はあるとの考えを示した。椎間板に直接、薬を注射するので確実に成分が届く。血流が少ないため椎間板にとどまり、効果を発揮しやすいとみている。
   2017年9月19日(火)  日経産業新聞