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アンジェス(株)【4563】の掲示板 2022/05/21〜2022/05/23

食料自給率とは、国内で供給された食料全体のうち、国内で生産されたものの占める割合を指す指標です。例えば、食料自給率が30%ならば、国内で消費されている食料のうち、70%は輸入に頼っていることになります。食料自給率は算出の方法によって、「品目別自給率」と「総合食料自給率」に大別されます。
さらに総合食料自給率は、供給される熱量(カロリー)を単位として算出する「カロリーベース」と、生産される金額を単位として算出する「生産額ベース」の2種類に分けられます。
農林水産省の調べでは、2018年度(平成30年度)の食料自給率はカロリーベースで37%、生産額ベースで66%となっており、過去最低を更新しています。

日本の食糧自給率をカロリーベースでみると、昭和40年は73%だったが、平成19年度には40%にまで下がっており、先進国では最低水準となっている。
特に小麦・トウモロコシ・大豆はほとんどを海外からの輸入に頼っている。みそやとうふ、なっとうといった日本の伝統的な食品は、実は外国産の大豆で作られているんだ。
輸入元の国で大きな農被害が出たり、戦争など情勢の変化があって輸入が止まった場合、日本はたちまち食料不足になってしまう。
そうしたことから今、国産の食品を増やして、食料自給率を高めることが課題になっている。