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小野薬品工業(株)【4528】の掲示板 2017/04/25〜2017/04/30

<<<楽天証券今中レポートより 2017年1月13日>>>②

5 月 10 日までに可否が決定される。これが承認されると、アメリカでは BMS に対して大きな 脅威となる可能性がある。小野薬品工業が受け取る BMS からのロイヤルティにも影響が出る と思われる。
ただし日本では、今年 2 月にキイトルーダが薬価収載されると思われるものの、非小細胞肺 がんについてはセカンドラインからのスタートになる。また、キイトルーダの上市後ファーストラ インが承認されたとしても、今の高価格では既存薬を早期に置き換えることは難しいと思わ れる。厚生労働省はオプジーボ、キイトルーダなどの高額医薬品の使用について最適使用 ガイドラインを策定中であり、価格が十分下がるまでは、厳格な使用基準が適用されると思 われる。
また、BMS=小野薬品が進めている CheckMate227試験が成功すれば、キイトルーダに対し て十分対抗できると思われる。
他の競合薬、ロシュ=中外製薬の「アテゾリズマブ」、アストラゼネカの「デュルバルマブ」も 2017年以降に申請→承認→上市となると予想されるが、医師、病院にとっては価格が下がり、 臨床例と各種データの蓄積が進んでいるオプジーボのほうが使いやすいと思われる。

医薬品セクターはもはや成長セクターではないのかもしれない:日本だけでなく、欧州、アメ リカでも高額薬価が問題になっている。画期的新薬の普及が進んでも、それ以上に薬価が 下がれば、医薬品業界全体で売上高の伸びは抑えられる。日米欧でこの問題が政治問題 となっていることも重要な点である。このセクターは社会にとって重要なセクターだが、セクタ ー全体の今後の成長に関する不透明感は強い。
従って、投資の際には個別企業の評価が重要になるが、成長するかどうか不透明なセクタ ーでの個別企業の利益成長と株価パフォーマンスにはおのずと限界があろう。

  • >>1041

    大和証券は4月25日に小野薬品レポートを発表してます。
    メルクとのキイトルーダに係る今期以降のロイヤルティ収入を考慮に入れてのレポートとしています。
    オプジーボのBMSロイヤルティは、大和が想定した以上に欧州が好調とし、また為替差益などから大和の従来予想より増額しています。

    2月14日に厚生労働省はオプジーボの非小細胞肺がんの最適使用推進ガイドラインを正式導入し、オプジーボの保険償還は原則ガイドラインに沿った使用のみになりました。(大和レポート)
    ガイドラインはPD-L1発現の確認が望ましいとし、PD-L1発現1%未満はオプジーボは3次治療になった模様と大和レポートに記されてます。

    キイトルーダ治療費がオプジーボ治療費よりトータルで18%安価で、現場の医療機関ではキイトルーダ使用が増えている模様である事と、2月14日のオプジーボ非小細胞肺がんガイドラインの導入で、大和は非小細胞肺がんのオプジーボ使用患者数を下方に修正しました。
    いっぽうでオプジーボ胃癌承認が早まるとし、今期以降の収益に大和は織り込みました。

    オプジーボ国内患者数が減ることで、薬価引き下げは2020年を大和は想定しています。

    大和レポートでも免疫チェックポイント阻害剤の競合薬が増えることを不透明要因に挙げています。

  • >>1041

    >5 月 10 日までに可否が決定される

    非小細胞肺がんのキイトルーダと抗がん剤の併用治験の承認申請の結果待ちですね
    承認か非承認か気になります