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武田薬品工業(株)【4502】の掲示板 2019/08/01〜2019/08/17

>>631

「フィリピンでデング熱感染が
拡大している理由」

フィリピンでデング熱の感染者数が1月から
7月20日までで14万6062人と前年同期の2倍に
達し、622人が死亡したと言う報道が日経新聞
でありました。

デング熱は熱帯シマ蚊という蚊により媒介
される熱帯性ウイルス病で、治療方法は
知られていません。
フィリピンでは毎年平均で20万人が感染して
います。

武田のHPでも毎年世界で3.9億人が感染の
脅威に晒され、3,900万人が感染し、2万人が
死亡(0.05%)していると書いてありました。

現在デング熱の予防接種はフランスの大手
サノフィの子会社のサノフィパスツール社が 2015年から販売している「デングワクシア」
しかなく、2016年、世界に先駆けて70万人以上
のフィリピン人の子供がこのデング熱ワクチン
接種を受けましたが、100名近くの子供が重症化
し死亡した事例が発生し、2017年11月、同社
は、再検証の結果、4種全てに効かない可能性が
あるデングワクシアをデング熱ウイルスに感染
歴のない患者に投与すべきでないと発表し、それを受けてWHOも使用制限(接種は1度以上感染
歴のある人に限る)を設け、その後現在に至る
までそのままです。

先日アメリカでも承認されたと報道はされましたが、使用制限は掛かったままです。

ご存知のように、デング熱には4種類の血清型の
ウィルスがあり、その内の1種類に感染しても
気が付かない内に治癒する事も多く、2回目に
感染した時に1回目と違う型だと血液中の抗体
が過剰反応してより重症化する特性が
あります。

20年の開発期間と2,000億円の開発費をかけた
世界初のデング熱ワクチンの普及が感染症研究
の大きな進歩だとして、当初世界から歓迎され
ましたが、ことフィリピンに関しては死亡訴訟
問題や購入費70億円の返還訴訟にまで発展して
いて現在解決しておらず、ワクチン接種の輸入
停止が続いているのが感染拡大に広がっている
理由です。

一方フィリピンでは、はしか(麻疹)の感染者が
昨年同月比で2500%増加したとの報道が2月に
あり、背景には上記デングワクシアの件が人々
の足を遠ざけ、接種数を伸びなくしている遠因
になっているようです。

武田薬品IRや報道では

現在武田薬品が開発中の4価デングワクチン(TAK003)はアメリカを中心に中南米や東南アジアの感染地域2万人に実施している第3相の治験
も最終段階にあり、ドイツ南部のジンゲン市に
120億円かけて建造してきたワクチン工場も、
今年度中には製造準備が整い、早ければ2020年
度から製造を開始出来るように、治験の詰めが
承認に向けて精力的に開発が進んでいる様
です。

武田のデングワクチンは

●対象年齢が4歳以上。 サノフィは9歳以上

●4種全てのデングウィルスに効く。
治験結果良好。

●感染の有無に関わらず接種有効。
重症化しない。

などの優位性が全世界から期待されています。

頑張れ新生武田薬品工業!

武田薬品工業(株)【4502】 「フィリピンでデング熱感染が                                    拡大している理由」  フィリピンでデング熱の感染者数が1月から 7月20日までで14万6062人と前年同期の2倍に 達し、622人が死亡したと言う報道が日経新聞 でありました。  デング熱は熱帯シマ蚊という蚊により媒介 される熱帯性ウイルス病で、治療方法は 知られていません。 フィリピンでは毎年平均で20万人が感染して います。  武田のHPでも毎年世界で3.9億人が感染の 脅威に晒され、3,900万人が感染し、2万人が 死亡(0.05%)していると書いてありました。  現在デング熱の予防接種はフランスの大手 サノフィの子会社のサノフィパスツール社が 2015年から販売している「デングワクシア」 しかなく、2016年、世界に先駆けて70万人以上 のフィリピン人の子供がこのデング熱ワクチン 接種を受けましたが、100名近くの子供が重症化 し死亡した事例が発生し、2017年11月、同社 は、再検証の結果、4種全てに効かない可能性が あるデングワクシアをデング熱ウイルスに感染 歴のない患者に投与すべきでないと発表し、それを受けてWHOも使用制限(接種は1度以上感染 歴のある人に限る)を設け、その後現在に至る までそのままです。  先日アメリカでも承認されたと報道はされましたが、使用制限は掛かったままです。  ご存知のように、デング熱には4種類の血清型の ウィルスがあり、その内の1種類に感染しても 気が付かない内に治癒する事も多く、2回目に 感染した時に1回目と違う型だと血液中の抗体 が過剰反応してより重症化する特性が あります。  20年の開発期間と2,000億円の開発費をかけた 世界初のデング熱ワクチンの普及が感染症研究 の大きな進歩だとして、当初世界から歓迎され ましたが、ことフィリピンに関しては死亡訴訟 問題や購入費70億円の返還訴訟にまで発展して いて現在解決しておらず、ワクチン接種の輸入 停止が続いているのが感染拡大に広がっている 理由です。  一方フィリピンでは、はしか(麻疹)の感染者が 昨年同月比で2500%増加したとの報道が2月に あり、背景には上記デングワクシアの件が人々 の足を遠ざけ、接種数を伸びなくしている遠因 になっているようです。  武田薬品IRや報道では  現在武田薬品が開発中の4価デングワクチン(TAK003)はアメリカを中心に中南米や東南アジアの感染地域2万人に実施している第3相の治験 も最終段階にあり、ドイツ南部のジンゲン市に 120億円かけて建造してきたワクチン工場も、 今年度中には製造準備が整い、早ければ2020年  度から製造を開始出来るように、治験の詰めが 承認に向けて精力的に開発が進んでいる様 です。  武田のデングワクチンは  ●対象年齢が4歳以上。 サノフィは9歳以上  ●4種全てのデングウィルスに効く。    治験結果良好。  ●感染の有無に関わらず接種有効。     重症化しない。  などの優位性が全世界から期待されています。  頑張れ新生武田薬品工業!