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(株)ジーエヌアイグループ【2160】の掲示板 2016/01/19〜2016/01/29

先日、需給に関する投稿をしましたが、感覚論ではなくデータを元にその後の推移を確認してみましょう。

前提として空売りの実態に関しては下記を参考にしてください。
http://textream.yahoo.co.jp/message/1002160/2160/37/1100
ttp://www.morningstar.co.jp/stock/analyst/2009/4q/a1228.html

また買残は発行株に対する比率で論じられるべきなので、下記を指標としてバイオセクター内で比較してみます。

(A)発行済株式数に対する信用買残の比率
⇒「戻り売り」懸念の高さ。※浮動株の比率も考慮すべきだが今回は省略。
(B)貸付残高に対する信用買残の比率
⇒「戻り売り懸念」と「買い戻し期待」の比較。低いほど需給が良い。

▼GNI
(A)5.6%(6,401,000/113,673,831)
(B)0.41(6,401,000/15,681,056)
▼そーせい
(A)12.5%(2,106,800/16,823,384)
(B)0.75(2,106,800/2,813,273)
▼カルナバイオS
(A)13.2%(1,171,300/8,892,700)
(B)0.84(1,171,300/1,390,600)
▼ナノキャリア
(A)4.9%(2,095,200/42,628,858)
(B)0.63(2,095,200/3,347,796)
▼デ西
(A)5.6%(1,279,900/22,958,400)
(B)0.75(1,279,900/1,712,040)
▼カイオム
(A)11.3%(2,498,300/22,046,200)
(B)0.75(2,498,300/3,014,054)
▼リプロセル
(A)8.1%(4,647,100/57,360,143)
(B)0.82(4,647,100/5,692,433)

特筆すべきは、戻り売り懸念に対して2倍以上の買い戻し期待が存在している点。ピークアウトしたガンホーですら0.57で、0.5を切っている銘柄を探すことは至難です。現在の株価も低位のため、ここからさらに売りを積むのはリスクが高すぎますし、何よりGNIはこれから収穫期に入ろうとしています。

この異常な需給バランスをどう見るか、ご判断はお任せします。