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(株)ヘリオス【4593】の掲示板 2021/08/12〜2021/08/23
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>>146
お教えいただきありがとうございます。
「患者の脾臓からレスキュー隊の出動要請なる信号」(サイトカイン・リンパ球)が出されるタイミングが発症から18時間ぐらいからというのが理由なんですね!
上限もそのような理由だったのですね。
https://www.healios.co.jp/development/ssc/stroke/
改めてヘリオスの説明資料を読んで気づいた点として、「血栓溶解療法」や「機械的血栓回収療法」は血栓を取り除く治療。
じゃーマルチステムは取り除かなくても大丈夫なの? と疑問を持ちましたが、
脳梗塞は血栓ができて血管が詰まる「一次障害」よりも、サイトカインが必要以上に出されて周りの正常な細胞を攻撃してしまう「二次障害」のほうが問題になるということで、マルチステムは「二次障害」を抑えるということ理解できました。 -
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>>146
makさんからのintさんのこのやりとりで細部のイメージがいっそう整理されました。ありがとうございます。yahoo掲示板の民度の低さにはうんざりするばかりですが、ここは聡明な方がいて、時々であれ書き込んでくださるとわかってるので目が離せません。
Ant*** 2021年8月12日 22:01
>>138
私は全くの素人です。redditで勉強させてもらった独自理解ですので、
イメージ程度で参考にでもなれば。
Multistemを健康な人に投与しても、ただの水の様な物で、なんの反応もしないようです。患者の体内で免疫異常反応が生じると、患者の脾臓?からレスキュー隊の出動要請なる信号が出される様ですが、この信号が出るタイミングが発症から18時間ぐらいらしいです。
上限の36時間については、出動要請なる信号が出されてから、Multistemが制御できる限度範囲です。Athersysの治験では48時間だったかと(間違っていたらごめんなさい)
ヘリオスは安全圏内で間違いの無い36時間で設計したのでは?
脳梗塞もARDSも作用機序は同じですので、ARDSでは挿管された状態(免疫異常反応状態)で投与開始となる訳です。そのため、中等症など比較的初期状態で投与しても食塩水と同じ効果? かと。
余談ですが、
Multistem(MAPC)はレーザ光線の様に指向性が強く、作用機序は正確に作用します。(MSCは色んな細胞の混合物のため品質にバラツキ有り、MAPCは高純度のため高品質のため結果がぶれ難い)
問題は投与量(線量)と投与のタイミングだと思われます。
athersysの治験経験が活かされていますので、タイミングは上記の通り問題無し。投与量に関しては、米国人より日本人の方が平均体重は小さいでしょうから、作用効果は良い方に振れても、悪い方へは振れないと思われます。
良い結果を楽しみに待ちましょう!